2009 February

Tokyo

   
 
 
今年はお正月もヨーロッパだったので、久しぶりの帰国。ようやくパリの仕事を終え、ラウンジに辿りつく・・・。2ヶ月も帰国しなかったのは本当に久しぶりで、日本の新聞をいつになく熱心に読む。ラウンジで普段は読まない雑誌から、日本の新聞まで、シャンパンを頂きながらゆっくり目を通すのは、至福の時間。

 

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機内ではぐっすり眠ることの多い私も、朝便となると結構起きていられる。久々に映画を見る。フランソワーズ・サガンのドキュメンタリー。才能もさることながら、そのドラマティックな性格、正に波乱万丈!退屈な機内で見るにはぴったりだけれど、実際の人生だったら大変そう・・・。

 

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イタリアのガラスのタイルメーカー、ビザッツァのショウルームのオープニングに主人が伺う。カタログもこの時代には珍しく(?)ゴージャスで美しい。ヨーロッパのホテルのプールやジャグジーは、本当に独占市場のごとくビザッツァだらけ。金箔の入ったヴェネツィアングラスのタイルなど、本当に美しい!

 

Tokyo

 
 
日仏会館に、建築家ドミニック・ペローの講演会に伺う。東京大学の大野先生との対談と言うことだけれど、ペロー氏の熱い語りっぷりに、大野氏はおろか、会場も完全に呑まれてしまい、殆ど独壇場。建築家としての「力強くシンプルなものの考え方」、歴史も大切だけれど、そのことが足かせになることへの危惧。「未来へ向かって建築を作っていく」と言う姿勢には感動する。講演が終わって、何故かぐったり疲れたのは、私だけではないはず?

 

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文芸春秋社のU氏と、文春のラウンジでお会いする。週刊文春の表紙の展覧会もやっていて、興味深い。美智子妃殿下の御成婚記念号など・・・。週刊誌の表紙は、その時々の世相を如実にかい間見られて歴史を感じる。

 

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JALの機内誌、AGORAのバックナンバーを整理しつつ、つい読みふけってしまう。世界中で活躍する日本人、「こんなところでこんなことをしてる人がいるのね・・・」旅行も本当にたくさんして来た私も、まだまだ知らない国がたくさんあって、世界は広いのね・・・。

 

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文春のU氏から最新の文庫を頂く。本を読むのが本当に好きな私は、ネットで取り寄せることも多いけれど、本屋さんの匂いや、あらゆる分野の本が一堂に見られる大型書店も大好き。
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