2012 August

Paris

 
 
 
アップリンクはなかなかマニアックな映画を上映していて、カフェもあって何だかパリの様。ヴィダル・サッスーンのバイオグラフィー映画を見る。私がシアトルに居た高校生のころ、今や懐かしいドクター・ペッパーのような不思議な香りのヴィダル・サッスーンのシャンプーが流行っていた。その頃は「サッスーン・カット」なんていう伝説のカットも、彼がロンドンで活躍するイスラエル人であることも何も知らなかった・・・。ヘア・デザイン以外にもさまざまな活動を通して、一人のヘア・デザイナーというにはあまりにも偉大な功績に感動する。

 

Paris

   
 
 

私のチャリティーのプロジェクトに場所を提供して下さるカフェ、「パリの手話カフェが出来るまで」というDVDを頂く。日本に帰ってきてからゆっくり見ると、パリの朝の光景や街並みなど、ドキュメンタリーとしても面白い。何より登場人物が知り合いなのも何だか嬉しく、少しパリに帰りたくなる・・・。

 

Paris

   
 
 
Albert Einstein アインシュタイン・・・。「天才」という形容詞に使われたり、ボサボサ頭の風貌が「博士」というステレオタイプの表現の元になったり・・・。1879年ドイツ生まれのユダヤ人。相対性理論の構築やノーベル物理学賞という事くらいしか知らないけれど、舌を出しているお茶目な写真は切手にもなったそう。アメリカの「TIME」誌がPower of Centuryに選んだのもこのアインシュタイン。大正11年、1922年に学士会館を訪れた時の写真を見る。親日家であったというのも驚く。お誕生日の夜にお勉強する・・・。

 

Paris

 
 
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毎年必ず伺う「私の針仕事展」。「手を動かして何かを作ること」はさまざまな場面で人生を豊かにしてくれる。私はデザイナーが「職業」だけれど、趣味の範囲でも素晴らしい作品に出会う事も多く、そのような機会を大切にしている。このキルトの展覧会はプロのトップ・キルターの方も多く、その奥の深さと技術のバリエーションの豊富さには驚く。トップ・キルターと呼ばれる方々の配色のセンスも素晴らしい。
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