2017 December

 

 
 
12月に入るとブティックやデパートはクリスマスのギフトを探す人でごった返 すけれど、サンジェルマンの方々は一足早く長いヴァカンスにお出か け・・・。アンティークのブティックが並ぶ7区側は既に静まり返っている。 ウィンドウを飾る巨大な剥製や肖像画、奥のほうには噴水がある。フラン ス人 はインテリアに剥製を選ぶ人が多いのはやはり狩猟の伝統があるからだろうか?

 

 

 
 
ディオール者創業70周年を記念して、パリ装飾芸術美術館で「クリスチャン・ ディオール 夢のクチュリエ展」が開催されている。7月5日に始まっ て以来 いつ行っても長蛇の列、今日もやはり無理かも・・・。この極寒の中、辛抱強く 並ぶ人が多いのはディオールがいかにフランス人に愛されている かを見るよう な気がする。来年の1月8日まで、何とか見たいもの。

 

 

 
 
今年も恒例のソルフェージュのコンサートに伺う。このホールでソルフェージュ のレッスンを受けていたのはもう40年以上も昔、子供ながらに天井の 高さと 独特な形が忘れられなかった。懐かしい気持ちで聴くクリスマスのメロディーに レッスンの思い出が蘇る。創立者のY夫人は両親のお仲人であ り、長いお付き 合いを辿れば私が生まれる前から。主人のゼミの学生さんとこの場所に居る事が 何だかとても不思議・・・。生の演奏を奏者の息使いが 感じられる近さで聴く 貴重な機会を楽しんで欲しい。

 

 

   
 
 
 
六本木の新国立美術館に「安藤忠雄 挑戦」展、最終日。メトロから直結してい る事に外国人が驚くこの美術館、怒涛のように押し寄せる入場者の気配 が既に 感じられる・・・。

 

 

 
 
今年開館10周年を迎える新国立美術館、「森の中の美術館」というコンセプト の下、緑の広場と全面ガラス張りの明るい外観に迎えられるエントラン スホー ル。独立行政法人国立美術館の中で唯一コレクションを持たない美術館、故黒川 紀章氏設計の美術館としては最後のものとなった。

 

 

 
 
 
新国立美術館開館10周年記念というこの展覧会、1969年から始まった建築 設計活動が膨大な写真、模型と共に年表を追って展示され、1990年 代以降 の世界規模の活動は他に類を見ない稀代の建築家・・・という感じ。建築と言う 枠組みを越えて環境再生や震災復興と言った社会活動もそのス ケールの桁が違 う。氏がいかに生きていかに創り、この先どこに向かうのか?その壮大な挑戦の 軌跡と未来への展望を「原点 住まい」、「光」、「余 白の空間」、「場所を 読む」、「あるものを生かして無いものをつくる」、「育てる」という6つのセ クションに分けて展示されている。光の教会の モックアップ、次々に描き足さ れる自筆のドローイング、全てにおいてダイナミックでヴィヴィッドな展覧会。

 

 

 
 
 
expo index 長蛇の列は展覧会の入場ではなく、グッズコーナーのレジ。カタログ以外にも自 筆のサイン入りクリアーファイルなど膨大なグッズの数々・・・。アイ ドルの ショップ前に出来る行列のような大変な熱気に驚く。 フリップボードを持って「こちらが最後尾です!!」と叫ぶ係りの方・・・美術 館内の光景とは思えない。でもこうして大勢の人がどのような形でも建 築に興 味を持つ事は本当に素晴らしい。係りの方もあと一息、頑張って下さい! page top

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