2019 February

 

   
 
 
 
レニ・リヒテンシュタールの生涯を描いたドキュメンタリー映画「レニ」、3時 間を越す大作を観る。1902年生まれのドイツ人のレニ、女優として デ ビュー後、ナチス・ドイツの政権下で制作されたベルリンオリンピックの記録映 画「オリンピア」と1943年のナチス党大会の記録映画「意志の勝 利」で映 画監督としての才能も開花させる。戦後はナチス協力者として非難、黙殺され続 けたレニは1970年、アフリカのヌバ族、水中撮影の写真集 で再評価される もナチス協力者のイメージは101歳で没する最後まで払拭される事はなかっ た・・・。貴重な撮影現場の映像やインタビューであっと いう間に終る。

 

 

 
 
最近すっかり凝っている自然食のレストラン、「食」に纏わるイラストの展示が 楽しみ。透明な水彩の繊細なモチーフがナチュラルな白木のフレームに 可愛ら しく並んでいる。先鋭的な現代アートも好きだけれど、穏かで健やかな画風が今 の気分。

 

 

   
 
 
 
 
 
 
エスモードJAPON卒業コレクション「BEYOND AVANT-GARDE」に伺う。開演を 前にスタッフの方がが忙しく立ち働く中、各雑誌の編集長やフランス関係者、多 くの友人と旧交を温める。パリコレさ ながらの舞台装置、照明と音楽もレベル が高く学校の卒業コレクションとは思えない完成度に驚く。パリ本校からおいで の学長先生、日仏学院の院長、 エスモード総長のお話も素晴らしく、爽やかな 感動に包まれたコレクション。

 

 

 
 
 
 
 
主人のゼミの学生さんも卒業の季節を迎え恒例の卒業制作展。4年生の卒制賞、 院生の校友会賞とそれぞれに個性的で密度の高いヴィジュアルと模型。 その他 の入賞作品も興味深い。アナログ的な懐かしい感じの模型とCGによるイメージ 的なオブジェのような模型、どちらもその手法を選ぶ段階でプレ ゼンテーショ ンのスタイルも違うはず。審査の様子を思い浮かべつつ拝見する。

 

 

 
 
 
 
 
 
1921年、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎としてアメリカ人 建築家フランク・ロイド・ライトの設計により建設された「自由学園  明日 館」。建設のあたり夫妻にライトを推薦したのは当時、帝国ホテルの設計のため 来日していたライトの助手であった遠藤新氏。夫妻の教育理念に共 鳴したライ トは「簡素な外形の中に優れた思いを充たしたい」という夫妻の願いを形にした という。重要文化財でありながらウェディングやコンサート の会場に貸すな ど、「建物は使ってこそ生きるー動態保存」が成功している稀有な建物。遠藤新 氏による増築もすっかり馴染んでいる。

 

 

 
 
 
1985年、大学生初めての夏休み、アクセサリーに進むことは固く決めていた けれどモード全般という意味でもう少し幅を広げて学んでみたいという 気持ち からまだオープンしたばかりのエスモード東京校のサマーセミナーに参加した 私。それから30数年が経ち、エスモードインターナショナル代表 になられた 仁野氏とお会いする日が来るとは・・・。パリのアトリエの本棚にあった氏の著 書にサインを頂き、駆け抜けて来た日々に思いを馳せる。

 

 

 
 
婚約のお祝いに両親から贈られたレニ・リヒテンシュタールの本、映画を観て思 い出し久しぶりにゆっくり読む。石岡瑛子氏の解説もヴィヴィッドで、 戦争に 翻弄されつつもクリエイティヴでスケールの大きな人生に再び感動する。80年 代にパルコ出版から出版されたNUBAの写真集、当時高校生 だった私はアフ リカの空気が感じられるようなリアルな映像と色彩に大きなショックを受けたけ れど、今見ても変わらない爽やかな、驚きに満ちた写真 集。

 

 

 
 
西洋美術館でコルビジェの展覧会がスタート。ブックショップにはコルビジェ関 連の書籍が勢ぞろい、父の著作も並んでいる。持っていない本も数多 く、興味 深いタイトルに引かれてつい手に取る。時間がいくらあっても足りない・・・。

 

 

 
 
 
 
日本橋高島屋に「有職御人形司 十二世ー伊東久重の世界」展を見に行く。明和 4年(1767年)に後桜町天皇より賜った「有職御人形司伊東久重」 の名を 代々継承する伊藤家。江戸時代中期から宮中の慶事や祝い事の際に飾られてきた 御所人形は、桐の木を用いた木彫法による三頭身の白い肌が特徴 的なお人形。 胡粉を50回ほど塗り重ねて磨くことで生まれる透き通るような光沢、三百年の 歴史を有する伝統と技が冴える。胡粉高盛金彩絵と言う技 法による数々の調度 品も美しい。

 

 

     
 
 
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