2020 May
|
||||||||||
敬愛していていたシューズデザイナー、高田喜佐さん。1966年の初個展「靴のファンタジー」は今も語り継がれるシューズデザイナーの草分け的存在。2006年に惜しくも他界されてしまったけれど残された数々の珠玉のエッセイも素晴らしい。子供の頃に聞いた「靴の個展」は私の心に強く残り、パリに渡った後もアクセサリ―を発表する形式を展示会ではなく「個展」とした思い出深いデザイナー。ぽってりとした可愛らしいイラストも魅力のエッセイ。 |
|
||||||||||
カプリ島のハイジュエリーブランド「シャンテクレール」はビーチをイメージさせるポップなデザインがユニーク。デザイン画の他に美しいカプリの海や街の景色、イラストと交友録のような写真も楽しいゴージャスなカタログ。シチリア島に行った時に飛行機から見た小さな島カプリ、いつか行ってみたい。キュビズムの画家、ジョルジュ・ブラックのジュエリー展のカタログも久しぶりにゆっくり見る。外出自粛=STAY HOMEのGW、アトリエで過ごす静かな時間。 |
|
||||||||||
本棚と同じくDVDの棚からも普段なかなか見る事の無い懐かしいDVDや資料として買ったDVDを取り出す。ポンピドーセンターで見つけたマルセル・デユシャンのDVD、不思議な映像と音声が続き何ともシュール、アトリエが現代アートのギャラリーになったよう・・・。 |
|
||||||||||
expo
index |
緊急事態宣言が発令された4月7日以来、長い間軽井沢に行かれない日々が続く。山の季節は移り変わりが早く、四季折々の高山植物を楽しむことも出来ないまま時が過ぎる。久しぶりに開く「軽井沢の花だより」、石川功一氏の描くボタニカルアートの美しさと詳細な説明が素晴らしい。イラスト集であり図鑑でもある、私にとっては「軽井沢の花バイブル」のような大切な一冊。 |