2007 May

Tokyo

 
 
六本木に出来た新国立美術館に「パリの異邦人達」展を見に行く。
「パリで花開いた、絵画、彫刻、などあらゆる分野の外国人のアーティスト」というくくりが面白い。パリで活動していても、デザイナーである私からすると、純粋なアーティストは本当に尊敬する。フジタの作品と、大好きなアーティストTAKISなどなど、パリは本当にコスモポリタンな街。

 

Paris

 
 
 
バスティーユにある大好きなギャラリー、P・セガンの方々がアトリエに来訪。
作品を見たり、建築や家具のデザインの話など、夕方のアペリティフと言うこともあり、話題が多岐にわたり楽しい。安藤忠雄氏の作品集(P・セガン出版)を頂く。日本の作品集とは違う、ダイナミックなレイアウト、写真のセレクト、と何冊も見た安藤氏の作品集の中でも一味違う印象を受ける。

 

 

Paris

   
 
 
久しぶりにポンピドーセンターへ。
打ち合わせまで少し時間があるので、展覧会ではなく美術館へ。大好きなDADAの部屋や、レイノーの空間など、すっかりリラックスする。デザイナーとして仕事をしていると、こういう純粋なアートに憧れはするけれど、絶対に出来ない。見せて頂くだけで充分!

 

Paris

 
 
 
東京から戻ってきてもあまりのイソガシさに友人にも会わず・・・。修道女のごとくアトリエにこもる日々の私。中世美術館に入っているタピストリーなどを代々持っている友人から「美術館に入る前に修復が終わったタピストリーを見に来ない?」とのお誘い。サロンでお父様にお会いしたら「MOMI痩せた?なんか白いよ?」やっぱりアトリエにこもりすぎたのかしら??

 

Paris

 
 
 
 
サンジェルマンの7区側はアンティークのギャラリーが並ぶ、大好きな通り。毎年恒例のヴァカンス前の内覧会、今年は東京だから、と言うと「じゃ、もう見る?」と友人のお父様の一声で、素敵な夜になる。シャンデリアや噴水など、本当に素晴らしい!私は父の設計したモダニズムの家で育ったので、そんなお話をする。それにしても、こちらのギャラリーの奥様と私がほぼ同い年、と言うことが今晩一番の話題!「どうして皺がまったくないの??」「さぁ・・・」

 

Paris

   
 
 
 
ようやくパリの仕事を終えて東京へ。
昔はかなりギリギリに空港について、本当にしょっちゅうアナウンスメントされていたっけ・・・。今でも「アテンション・プリーズ」と聞くと、「私?」と反射的に思ってしまう。 この15年間、もしかして、世界中の空港でアナウンスメントされた?そして世界中の空港を走って、税関を駆け抜け! 今はもうそんなことはできないし、したくない・・・!早すぎるくらい早くラウンジに到着。ラウンジのメンバーも意外なほど同じ事が多く、ドバイ便やアンゴラ便など、石油関係の人達はもはや、「今度はいつパリに戻ってくる?」と言う感じ。中東も気分的には結構近い?

 

Tokyo

   
 
 
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東京に戻ったらドミニク・ペローの大阪大学での講義が冊子になったモノが届いている。小さいながら、ペロー氏の爽やかで善良なお人柄が感じられる、素敵な本。とてもよく出来ていて感動する。
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