６月１日はイタリアの独立記念日。イタリア大使館のランチレセプションへ。ランチョンのフォーマルはなかなか難しくかしこまりすぎても、カジュアルすぎても今ひとつ。美しいお庭も歩きたいので、靴のチョイスも難しい。美味しいワインを頂きつつ、お庭を散歩する。

早朝から真珠の染め、珊瑚のカットなどの打ち合わせで工場へ。ペニンシュラに戻ってようやく朝のコーヒーを頂く。このスッキリした空間は本当に香港での癒し・・・。香ばしいコーヒーの香り広がる空調の利いたちょっと寒いロビーカフェにて、ひたすら仕事をする。支配人からのショールのお貸し出しも嬉しい・・・。それにしても香港の空調って寒すぎる。

パリに戻るともうすっかり夏のなっていて、恒例の音楽祭。

パリ中にあらゆる分野のバンドが・・・。我が家の前ももちろん大音響。パリの夜は長いけれど、今晩は朝方まで演奏していいとか。明日は朝イチバンの便でヴェネツィアに行くのに・・・。

シャルル・ド・ゴール空港で東京から来た主人と落ち合ってヴェネツィアへ。

久しぶりに主人と一緒なので、教会を訪ねたりヴェネツィアの歴史に触れる。パリー東京ー香港と少し疲れていたので、静かなヴェネツィアの街並を歩くと本当に休まる。

ヴェネツィアではいつも主人の先生のお宅に滞在させて頂いている。もう１５年も毎年数回くるのでご近所もすっかりおなじみに。その上この路地の細さなので、お向かいの方も「来たのね！」と窓越しにご挨拶。それにしてもヴェネツィアの道は細い・・・窓から見下ろすとまるで迷路みたい。

パリの駐車事情は本当に「凄まじい」ルーブル宮の地下の広大な駐車場がしょっちゅう満車という・・・。運良く止められてルーブル宮の地下で壮大な模型を見る。ここにパリコレの会場を作るとは、本当にフランスにとってモードは文化であることを実感する。

装飾美術館からチュルリー公園の中庭を望む。ルノートルなどフランスの庭園文化は素晴らしいけれど、この放射状の刈り込みは新しいデザイン？パリの真ん中にこんなに美しい公園があることにも感動する。