2011 October

Paris

   
 
 
サンジェルマンの住人は本当にカフェが好き。家族の行事も何でもカフェで・・・。今晩はジャズ評論家のD氏のお誕生日。シャンパンとJAZZ 、サンジェルマンそのものと言う感じの夜は続く・・・。

 

Paris

 
 
ようやく改装の終わった小さなアパルトマンに、友人たちを次々にお招きする。ミニマルな空間に、ミニマルなお食事。デコラティヴなお宅にお住まいの友人たちから見るととっても「ZEN!」な我が家。真っ白な箱庭のよう・・・。

 

Paris

 
 
ミニマルで「ZEN」な我が家に比べ、こってりと濃い、マキシマムルでデコラティヴな友人のアパルトマン。テーブル・コーディネイトも「色x色」。「シンプルに出来ないのよ!」とキャラクターもとてもお茶目な友人のマダムS。今晩もさまざまな分野の人が集う・・・。いつもながら映画のようなマダムS邸。

 

Milano

 
 
パリの仕事をようやく終え、ミラノへ。久しぶりのミラノ・・・。お気に入りのカフェも健在で、美味しいカプチーノと宝石のようなプチフールでほっと一息。パリより何だか「辛口」な印象のミラノ。

 

Milano

 
 
パリに着いたその週から友人の映像デザイナーのA氏。ボローニャの出張から帰ってくるとの事で、ミラノ中央駅で久しぶりの再会。結婚したばかりの頃、当時スイスに住んでいた夫を訪ねてパリからの夜行列車で早朝のミラノへ。この中央駅から再び国境を越えてスイスに入った事を思い出す。当時はまだ「EU」と言う感覚は無く、列車で国境を越えると車内でパスポートにスタンプを貰った・・・。懐かしい思い出いっぱいのミラノ中央駅。

 

Milano

 
 
 
ミラノ中央駅にて長年の友人を迎える、と言うなかなかドラマティックな設定。ヨーロッパの駅は壮大で美しいことが多いので、それだけでも何だか映画のワンシーンのよう。

 

Paris

 
 
ボローニャから戻った友人はそのまま、懐かしい「バール・マジェンタ」へ。ホテルに近いのは嬉しいけれど、何と言っても今晩はサッカーの「重要な試合」の日。A氏本人は映像デザイナーでMITでコンピューターグラフィックを治め、今も講師としてアメリカに居る事も多いけれど、本人曰く「自分はロマーナ」、つまりローマ人であると。お祖父様がローマのサッカーチーム「ラッツィオ」のオーナーだった関係でお宅に泊めて頂くと、マグカップからシーツに至るまで「ラッツィオマーク」。さらにTVは「24hサッカーチャンネル」!生ハムとスプマンテが美味しいからいいけれど、イタリア人って本当にサッカーが大好き!!

 

Milano

 
 
久しぶりのミラノはホテル事情も変わっていて、いつものように友人のデザイナーA氏のオススメのホテルへ。感覚が合うひとのオススメにはメニュウまで従ってしまう私。必ず正解なのです・・・。最後の晩餐のあるサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエの目の前の国際会議場の入っているパラッツオ。中庭も美しく、スペインのパラドールを思い出す・・・。

 

Paris

 
 
美しい回廊を通って朝食のホールに行く。ミラノのグルーミーな朝も、白い大理石のモザイクが施された廊下で気分もすっきり。元々この中の国際会議場のためのホテルというのもあって、朝食は国際色豊かで、既に国際会議のよう・・・。

 

Milano

 
 
仕事もばっちり終えて出発までしばしミラノをお散歩。デザイナーの友人A氏のオススメは長いお付き合いで、私の好みをよくよくわかって下さっているので、いつも大満足。空港に行く前に美味しいコーヒーを頂こうかとオススメのカフェへ。普段はサンジェルマンの「なんとなく雰囲気がある」的なところに居る私には「決めキメのミラノマダム」のかもし出す圧倒的な雰囲気に気後れしてしまう・・・。こっそりマロングラッセを買う私・・・。サンジェルマンは気楽で良いな・・と、既に懐かしく思う!

 

Milano

 
 
最後の晩餐が架けられている、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会。もうずいぶん昔、初めてミラノに来た時に運良く見たのを最後に、長い修復の後は完全に予約制になってしまったとかでその後ついぞ見られず・・・。私のとっての幻の名画?

 

Milano

   
 
 
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久しぶりのミラノは仕事もプライベートも大満足。こちらも久しぶりにマルペンサ空港から東京便に乗る。アリタリアのラウンジは個室のようでなかなか落ち着ける。ずいぶん変わったのね・・・と思いきや、滑走路をバスで移動してタラップを上る・・・。マルペンサはどんどん拡張されてイタリアのハブ空港になっているけれど、やっぱりイタリア。何事もプリミティブです。
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