2014 March
Paris |
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早朝、というかまだ真夜中のシャルル・ドゴール空港。早朝の着陸許可が下りるのを待ってからの着陸のため飛行時間が長いこの便。ゆっくり滑走路に 降りて 行く。毎回リンドバーグの伝記映画「翼よあれがパリの灯だ」を思い出す私は相当な年?荷物が降りて来るまで真っ暗なロビーで待つ。アジアの 24時間空港 とはだいぶ違う・・・ |
Paris |
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パリの我が家は下がカフェなので本当に便利。「ホーム」を通りこして我が家の 応接間といった感じ。JAZZのコンサートの今晩、「MOMIどこに 行って いたの?」と定番の質問。懐かしい顔に一気に会えて帰って来た実感。オーナー のお心こもりのシャンパンもいつになく美味しい。サンジェルマ ンのこんな気 取らない雰囲気がとても好き。 |
Paris |
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カフェでも飛行機でもとにかくやたらに話しかけられ易い私。ようやくパリの仕 事が一段落してほっとシートに・・・と思っていると!すかさずアイマスクをする。イヤホンだと身振り手ぶりで「外してくれる?」とニコニコ。アイマスク なら見えないのでそれはないけれど、私もトウゼン手探り状 態・・・。飛行中 の必需品、シャンパンとリップクリームを見えなくても解る位置にセッティング。ご親切に「ココですよ」と手を取って下さるムッシューも居て、フランス人 の「コミュニケーションしたい!」という気持ちにはお手上げです・・・。 |
Paris |
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パリのアパルトマンは住人の組合がしっかりしていてその決議が無いと何も進ま ない。サンジェルマンの我が家は世界中にアパルトマンを持っているような方 が多いので、その会議に皆が集まることはほとんど不可能。しかしソコはフランス人、会議に欠席しても言う事は言う!昔ブティックを設計施工 している時に はこの組合に本当に泣かされた。「喋る喋る」がエスカレートして「ガナルガナル」に!この郵便ポストはこうして4年の歳月を経て、ようやく設置されたもの。感動のあまり写真を撮る。私の名前もあるではないか・・・。 |
Paris |
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パリの車事情は東京の人が思っている以上に過酷。馬車の時代からの建物と都市 計画に無理やり現代の生活をはめ込もうとしているのだから仕方がない のだけ れど。パーキングのロットは年々減少し、地下の駐車場も満車。デモに阻まれて 1時間近く動かないこともある。更に難題なのはこの清掃車。ご 丁寧に高圧の ホースで道を洗う人。街のためにと一生懸命やって下さっているのだし、顔が見 えるのでクラクションも鳴らしにくい。時に振り返ってニ コニコされたらも う・・・ひたすら付いて行くしかない。一体いつお家に帰れるだろう? |
Paris |
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サンジェルマンのカフェやレストランは本当に人が変わらないので、皆さん本当 に長いお付き合い。B氏に初めてお会いしたのはもう25年くらい前? 雑誌の インタビューもずいぶんここで撮らせて頂いた。来月で引退と伺い最後のご挨拶 に伺う。主人はもちろん、両親が来た時も本当に良くして頂いた。シャンパン で乾杯するも、パリに帰って来てももうお会い出来ないと思うと何だかさみし い・・・。 |
Paris |
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エールフランスは2013年に創立80周年を迎えた記念に、機体やポーチなどグッズにこの80周年ロゴがプリントされている。23時過ぎのフライ トは東京、上海、ドバイという行き先のためお疲れのビジネスマンでごった返すラウンジ。早めにラウンジを抜けて静かなEターミナルへ。 |
Tokyo |
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和光での展示会も近く、帰国以来ずっと事務所のPCの前でご案内のメール送 信・・・。皆さんの温かい返信に感激する。メールアドレスを存じ上げな い方 にはお手紙を添えてご案内。前回の展示会からこの2年の間に、メールアドレス もスマートフォンになったりいろいろチョイスが増えて、リターン してしまう 方も多い。その昔は全て郵送だったことを懐かしく思い出す。 |
Tokyo |
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diary
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展示会の準備で季節の移り変わりも知らないうちに、我が家の前の桜が満開に なっている。薄い桜色の花びらが幾重にも重なって、まるで桜のカーテン のよ う。風が吹くと花びらははらはらと散って・・・。日本の桜の美しさとそのはかなさ、フランス人が憧れる気持ちも良くわかる。窓辺に座ってしば し眺める。 |