2018 December
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12月に入ると東京もいよいよクリスマス。今年は早めにリースを飾りパリ生まれのトナカイを真ん中に。師走は何かと気忙しいけれどクリスマスまで のアド ヴェント、穏かに過ごしたいたいもの。 |
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12月は海外から帰国する友人も多く早速我が家にお招きする。クリスマスが大 好きな私はテーブルセッティングも既にクリスマス一色。真っ赤なフェ ルトの テーブルランナーにスノーマンが歩く。 |
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東京に居ると「駅直結」の便利さにはいつも驚く。メトロを上がると即スペイン・バ ルが広がるこのビル、フランス人の友人をお連れすると皆さん感激する のも面 白い。 |
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友人に会うにも打ち合わせにも便利なホテルのカフェやレストラン、気忙しい師 走もここだけはエアーポケットのように静か。広大なロビーに行き交う 人々を 眺めつつコーヒーブレイク、忙しい12月がまだ始まったばかり・・・。 |
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12月とは思えない暖かい東京、ロンドンから帰国中の友人とホテルのお庭を歩 きながらひとしきりお喋り。都心とは思えない美しい日本庭園、秋を名 残惜し むような紅葉が剪定の行き届いた木々に映えて季節が冬へと移り変わってゆくこ とを実感する。 |
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クリスマスのイルミネーションが眩しい丸の内、11月にオープンしたばかりの 二重橋スクエアは今最も新しいスポットとか。キラキラ光る木立を抜け て歩く 東京・・・燃料高騰に反対するデモ一色でイルミネーションもないパリを思う。 |
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二重橋スクエアにオープンしたシカゴのステーキハウス「モートンズ ザ ス テーキハウス」、日本初上陸という店内は丸の内を見下ろす広い個室やり ギャ ラリーのようなバンケットルーム、圧巻のワインセラーまで全てがゴージャスな アメリカンスタイル。パリから来ると少し気後れしてしまうほど ザ・アメリ カ・・・。 |
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クリスマスに続き既に次ぎのシーズンの納品業務が始まる12月。延々と検品作 業が進むアトリエ、お客様の笑顔を思い丁寧に心を込めて・・・。 |
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今年は暖冬でマシンで雪を作っても作ってもスグに溶けてしまいなかなか真っ白 にならないゲレンデ。それでも何とか滑る事が出来るのが人工スキー場 の魅 力。雪が悪くてもやっぱりスキーは素晴らしい・・・。幼稚園からの幼馴染みに ゲレンデで遭遇するという奇跡のような出来事も! |
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一泊でもスキーを堪能して森林に触れて・・・すっかりリフレッシュする。東京ま で40分なので午後の打ち合わせにも充分間に合う。まるで秋のような 暖かな 日差し、これではスキー場もなかなか白くはならない。新幹線から見ると輝く白 銀のゲレンデなのだけれど・・・。 |
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軽井沢から戻ると東京も素晴らしいお天気、主人のゼミの学生さん達と建築家の A邸に伺う。映画の舞台にもなったこの作品、設計やディテールの事は わから ないけれどインテリアのすべてにA氏の個性が溢れていて、「夢のおもちゃ箱」 のような素敵な空間。 |
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2016年にオープンした「中目黒高架下」、「ROOF SHARING」を コンセプトに高架橋と言う「ひとつ屋根」を店舗がシェアしているイ メージで 中目黒〜祐天寺の間の全長700メートルの高架下にカフェやレストラン、座っ て読書も出来るブックストアなどが並んでいる。友人と会うに も打ち合わせに も便利で何より駅直結、パリでは想像も出来ない・・・。 |
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主人の仕事の関係でここ数年チェコに行く機会が多く、首都のプラハを中心に地 方都市にも足を伸ばした。「チェコ料理」と言ってもなかなかイメージ 出来な いほど日本とはあまり縁がないチェコ、友人の歴史家のチェコ旅行に因んで都内 に2軒しかないチェコ料理のレストランへ。 |
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友人の建築家Y氏の「R・トルソ・C」四冠受賞のお祝いパーティーに伺う。同じく建築家の奥様は私の作品の長いご愛用者とあって感激の再会となる。各 テーブル でくじに当たった人が祝辞を、というユニークな企画のこの会。建築関係者ばか りの中、あろうことか門外漢の私がお話する事に・・・。恥ず かしくもありつ つ御夫妻との素敵なエピソードをお披露目できた事がとても嬉しい。 |
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打ち合わせや納品業務が延々と続き否が上にも気忙しい師走。クリスマスのイル ミネーションも美しいけれど、忙しさを煽るように感じるのは忙し過ぎ るせ い?広いロビーにシンプルなクリスマスツリー、友人のオフィスはまるでホテル のよう。 |
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パリには高層ビルが無いので夜景と言っても東京やNYのそれとは全く違う可愛 らしいモノ。東京の超高層から眺める夜景は本当に美しくNYの摩天楼 に勝る とも劣らない。 一つ一つのビルの完成度が高いのでシャープな美しさが際立ちコンピューターグ ラフィックで作成したヴィジュアルのよう。 |
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東京のオフィスビルはインテリアもホテルのようでカフェやレストランも入って いて本当に至れり尽くせり。カフェでワインを頂きながら夜景を眺め ショウ ルームのようなロビーを楽しむ。パリにはほぼ絶対にない素敵な東京ライフ・・・。 |
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12月も半ばを過ぎるとますますの気忙しさ、新幹線の車窓が山の景色に変わる と本当にほっとする。静かに本を読むエアーポケットのような時間、今 日ばか りは軽井沢にすぐ着いてしまうのが惜しい。 |
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早速快晴のゲレンデへ。ようやく寒くなったので人工雪のコンディションも良 く、真っ青な空とまだ残る木々の緑が真っ白な雪に映えて美しい。 |
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ゲレンデに立つとあさまにもうっすらと雪、ようやくスキーシーズンが始まった 実感。木々の影が映る美しい斜面を滑り抜ける爽やかさは美しい走馬灯 を見る よう。 |
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今シーズンはスキーもブーツも新調たので少し緊張していたけれど無事に順調な 滑り出し。人工雪のゲレンデではチューンナップの前にクリーンナップ も大 切。新しいスキーのおかげでグンと上達したような気分でとても嬉しい。 |
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午前中にスキーをしても午後には東京でバレエ観賞が出来るところが軽井沢の良 いところ、あさま新幹線は空いているので車内で静かに仕事も出来る。 東京文 化会館で モーリス・ベジャールの作品を東京バレエ団が踊る「KABUKI」を見る。年 末のマティネというのに大変は人、久しぶりに日本の劇場の熱気に触れ る。 |
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アドヴェントも半ばを過ぎいよいよクリスマス気分の日曜日、主人のゼミの皆さ んとソルフェージュのコンサートに伺う。暖かな陽射しが差し込むホー ルにク ラリネットの音が弾ける。美しいコーラスを聴きながら今年一年を振り返る素敵な時間。 |
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年末も近くなり日曜日だというのにテニスコートには誰も居ない。極寒の今晩、インドアとはいえ大変な寒さの中元気にテニスをする。来年は何とかも う少し上達したいもの。静まり返った神宮外苑、街路樹も寒そう・・・。 |
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12月は忘年会と称して友人に会う機会が多く積もる話しが毎晩のように続く。 中央郵便局の跡地に出来たKITTE丸の内、アトリウムには真っ白な クリス マスツリー。ライトアップされた東京駅の駅舎と高層ビルにクリスマスのイルミ ネーション、室内の光が反射して幻想的な美しさ。 |
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久しぶりの快晴、西洋美術館に展覧会を見に行く。ル・コルビジェの建築作品と して世界遺産に登録されてからファサードの写真を撮っている人も多 く、真っ 青な空に「自由なファサード」、ピロティの陰影のが美しい。 |
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朝から打ち合わせが続く今日、素晴らしいお天気で師走の銀座は大変な人出。暮 れてゆく青空に灯り始めるイルミネーション、行き交う人々の気忙し さ・・・。パリのアヴェニュー・モンテーニュかNYの5番街と見紛うような銀 座、2018年もあと少し。 |
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和光のウィンドウも新しい年に向けて美しいディスプレイ、ミニチュアの和光本 館に温かな光が灯る。 |
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打ち合わせで恵比寿に行くとこちらもクリスマスのイルミネーションで大変な 人、延々と続く人並みをテレビカメラが煽るように追う。パリのクリスマ ス マーケットのような可愛らしい山小屋、キャンドルやツリーのデコレーション、 クリスマスプレゼントを選ぶ人々の楽しそうな笑顔も眩しい。 |
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エスモードの先生方とパリのような素敵なレストランへ。サンジェルマンの我が 家の近くにある「LES ESCALIERS」は建物1棟をそのままレストランにしたアパ ルトマンのような不思議な空間。東京にもこのような場所がある事に驚く。まる でサンジェル マンに居るよう。 |
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いよいよクリスマスの週末、恒例の主人のゼミのパーティーの準備も 整いまずは静かなクリスマス。久しぶりにシャンパンを頂きつつゆっく り過ご す。嵐の前の静けさのよう・・・。 |
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年々迫力を増している我が家のクリスマスパーティー。卒業生も時間内であれば 自由に参加できるので懐かしい顔が次々と。まずは記念写真・・・と 言っても 一度には収まりきらない。なるべく全員とお話しようと思うとなかなかゆっくり 出来ないのは少し残念、長いお付き合いに感謝する恒例のクリ スマス。 |
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迫力のクリスマスパーティーを終えまだ眠い。35年ぶりに母校のスキー部の合 宿を拝見しに丸沼高原スキー場へ。軽井沢で板とブーツをピックアッ プ、ご一 緒させて頂く先輩の車に荷物を積み込みいざ出発。何とも懐かしい雰囲気、毎冬 スキー場でクリスマスを過ごしていた学生時代を思い出す。暮 れてゆく空が少 しずつ雪景色に・・・。 |
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あまりにも忙しかった12月、まだ1週間あると思うと軽く眩暈・・・。久しぶ りに温泉、雪の露天風呂でようやくリラックス。 |
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私が高校生だった頃、同好会からスキー部に昇格するまで・・・つまりゼロ代 キャプテンであった私。今では総勢30人もの部員と隆盛のスキー部、部 長先 生と初めての蔵王合宿の手配をした懐かしい思い出が蘇る。 |
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小学校以来40年ぶりに滑る丸沼高原。標高が高いので雪質も良く、コースも広 がって素晴らしいゲレンデ。雲の動きが早く真っ白なピストに影が映る 幻想的 なお天気、水面のように揺れる影を追って峡谷のようなコースを滑り降りる。 |
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小学生の時、アルプスの少女ハイジで見た「スイスの山小屋のよう・・・」と 思ったこのホテル。あまりにも変わっていない事にも驚くけれど、今見て もロ グキャビンのようでなかなか素敵。エントランスの剥製も健在! |
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ゲレンデもホテルも全て40年ぶりの丸沼高原、母校のスキー部の隆盛を知り嬉 しい合宿見学も無事終了。神社の佇まいも変わらず無事を感謝・・・。 |
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美しい夕暮れの中、軽井沢に向けて走る。学生の頃は夜中に出発し夜明けと共に スキー場に到着、みんなで朝陽を拝んだ懐かしい思い出。その頃流って いたラ イオネル・リッチーの「Say you,Say me」が聴こえるような気がする・・・。 |
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軽井沢に戻りスキーの板やブーツをメンテナンス。白銀の興奮は冷めやらずだけ れど世の中はクリスマス・・・まずはイヴらしくローストチキンを温め てクリ スマスのディナーを。 |
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慌しくクリスマスを終え怒涛の仕事が残る東京へ。既に年末の帰省も始まってい るせいか上りのあさまはガラガラ、早速久しぶりにPCに向かう車内。 本当に 誰も居ない・・・。 |
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いよいよ暮れも押し迫る最後の金曜日、事務所は否が上にも慌しく息苦しい。 何件もの用事や会食が重なり転戦せざるを得ず、プレゼンの準備や手土 産など 膨大な持ち物のオーガナイズもなかなか大変。ようやく辿り着いた友人とのディ ナーもお店の都合で一時間半で終了、何だか目が周りそう ・・・。 |
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年末になると海外に住む同級生が次々に帰国し、にわか同窓会のような会が続 く。アメリカやヨーロッパ各国、アジアと国は違っても各国で活躍してい る同 級生の存在は大きな励みであり心の支え。久しぶりに会っても不思議とお喋りは 尽きない。幼馴染みのバングラディシュ料理のレストランはみんな の憩い。 |
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diary
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ようやく仕事を納め軽井沢に向かう。穏かなお天気に恵まれた今年の年末、美し く暮れてゆく空を眺めながら今年を振り返る静かな時間。今年もあと数 時 間・・・。 |