2019 August
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長かった梅雨も明け突然始まった酷暑の夏、いよいよ8月が始まる。会社の決算 も大ズメ、早朝から事務所に並ぶ伝票の束にひとまず目を通す。毎年の ことな がら税理士の先生を心から尊敬する・・・。アトリエの白いテーブルに並んだ伝 票は何だか現代アートのよう。 |
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その昔は10キロ遠泳で8時間以上も泳いでいた私、きっと前世はお魚だったと 思うほど泳ぐことが好き。忙しい日中が始まる前にひと泳ぎ、朝7時の 静かな プールでひたすら泳ぐ。 |
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3月にプラハで始まった主人の展覧会。オープニングもクロージングもゼミ生と ご一緒し私にとっても思い出に残る素晴らしい日々になった。それぞれ が撮っ た写真と供に振り返る今晩、皆さんの若さに元気をもらう。 |
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本の写真選びも大ズメ、漏れがない様に本文に沿って付箋を並べる、相変わらず 地味で緻密な作業だけれど外は猛暑日、涼しい事務所での作業がいつに なく嬉 しい。 |
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旅先で集めたブティックのカードや思い出の地図を額にまとめる楽しい作業、カ フェのメニュウやカタログの写真を見ながら思い出が蘇る素敵な時間。 外は猛 暑日、アトリエのブラインドを閉めて静かに作業するのも何だか嬉しい・・・。 |
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今年も恒例の新ゼミ生を歓迎するパーティー、皆さんの若さに圧倒されつつ「若 いって素晴らしい!」と毎年の感想。私がパリに旅立った21歳の頃を 思い出 す。若さを大切にして欲しい・・・と心から思う酷暑の夜、暑い中駆けつけて下 さったOBOGにも感謝。相変わらずの大人数でますます暑い! |
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梅雨が明けた途端、猛暑日が続く今年の夏。銀座も外国人観光客だけで心なしか 静か・・・。打ち合わせを終えて外に出ると陽炎でも見えそうな大変な 暑 さ・・・。 |
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私がパリに着いてすぐ、まだ右も左もわからなかった頃からお付き合いのT氏。 あれから32年も経ったことが信じられないけれど、久しぶりにお会い するT 氏のお年を伺ってまたびっくり!素敵なスペイン料理を頂きつつ近況報告、これ からも良い報告が出来る様に頑張らなくてはと初心に戻る酷暑の 夜。 |
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仕事は既にお盆の前倒しでさまざまに締め切りが迫る。灼熱の中、メッキの仕上 がりを確認するのもなかなか大変な作業。こちらももうお盆?いつもよ り空い ている丸の内で同級生とランチ。学生時代に戻ったようにお喋りは尽きないけれ ど最近の話題はもっぱら健康のこと。 |
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ランチの後すぐに打ち合わせに直行できるのも丸の内ならでは。いつもはごった 返しているラウンジも今日は静か、「涼しくて白い空間」ですっかり クールダ ウンする。 |
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決算の準備も一段落、ようやく酷暑の東京を抜け出して軽井沢へ。爽やかな風と 森の匂いが嬉しく緑のトンネルをくぐるように木漏れ日の中を歩く。 |
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軽井沢はシーズン真っ只中、友人達も続々と到着。早速ガラス工芸家のK先生と 旧道でお茶をご一緒する。お客様ばかりでなかなか別荘から出る機会が ない私 には嬉しいお誘い。目を射るような陽射しの中、落ち着いた色彩の空間で美味し いコーヒーを頂く至福の時間。 |
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軽井沢らしく次々に生えてくる植物が鬱蒼としている我が家のテラス、唯一母が 植えたペパーミントが今年も豊かに茂る。ハーブのブーケとしてプレゼ ントに も素敵、若く柔らかな葉を摘みハーブティーを作る。 |
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古き良き時代の軽井沢そのもののような近衛山荘、大通りから近衛レーンに入る と静かな森に迎えられる。スペシャル・オリンピックのためのチャリ ティーコ ンサートの午後、母校の諸先輩方とご一緒する。素晴らしいコンサートの後バッ クヤードでお茶を頂きつつご挨拶、時が止まったような素敵な 時間。 |
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まだ涼しい朝の森林を抜けてルヴァン美術館に伺う。イギリスの庭園を思わせる 広大なお庭が広がるテラスで久しぶりのランチ、友人達と合流して再会 を喜び つつお喋りは尽きない・・・。 |
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夕方まで軽井沢に居ても夜は東京で花火を見られるのも長野オリンピック以来、 新幹線のおかげ。神宮の花火大会の今晩、外苑前はタイヘンな人!警察 車両が 恭しく出動し何事か?とボーゼンとしている外国人も・・・。サイレンと拡声器からのアナウンスが響き騒然とした 人混みをかき分けようやく友人宅に到着。 |
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友人宅の屋上からは来年の東京オリンピックで変わり行くが街が一望できるのも 面白い。花火が上がると辺りが明るくなり遠くの現場まで見える。ビル とビル の合間に上がる花火はいかにもTOKYO、フランス人の友人に見せてあげたい。 |
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来年に迫る東京オリンピックのために整備が進む外苑周辺、今年は花火の打上げ 場所も変わり移り行く街をリアルに感じる。心地良い風もある今晩、1 万発の 花火が夜空を彩る。 |
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東京はお盆に入りめっきり静か、しかし事務所はフル稼働・・・。電話もメール も少ないこの時期に溜まった仕事を一気に仕上げるのも例年のこと、気 分的に も少しゆったり。夜は幼馴染みと恒例の暑払い、生まれ育った神楽坂の街をそぞ ろ歩く。 |
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事務所に篭って延々と同じ作業の繰り返し。アトリエの仕事の後、本の作業に費 やせる時間は限られているので少しずつ緻密に進んで来た。膨大な資料 が心な しか揃ってき手ごたえを感じる深夜。本当にあと一息!? |
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過去の資料の整理もお盆の時期、恒例の大仕事。事務所の作業台に並べて見ると どれも膨大、目を通すだけでも結構な時間がかかりなかなか進まな い・・・。 |
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ようやく仕事に何とか区切りをつけて軽井沢へ。お盆も中盤、下りのあさまはガ ラガラ。テレビで見るラッシュとは大違いで何だか拍子抜け、久しぶり に車窓 の景色を楽しむ余裕も・・・。 |
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大雨の軽井沢もグルーミーで素敵、早速友人がランチにいらっしゃる。サラダを 作ってカトラリーを並べて・・・、静かに準備するのも楽しい時間。東 京では 忙しくてなかなか会えない友人と軽井沢でゆっくりお喋りするのも毎年のこと。 |
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毎年楽しみにしている軽井沢の骨董市、パリの蚤の市に居るかと思うような設え は日本とは思えない。アイリッシュドレスデンの陶人形など欲しい物が いっぱ い・・・。いつまで見ていても飽きない軽井沢の蚤の市。 |
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軽井沢では別荘にご滞在の御家族総出でいらっしゃることも多く、世代を越えた お付き合いが続いている事も嬉しい。日本茶からジュースまで、羊羹か らマカ ロンまで?カフェのような我が家・・・。 |
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早速友人のお嬢様と一緒に工作、材料を買いに行くことが出来ないので「お家に あるもので作るアクセサリー」が今日のテーマ?荷作り用の紐で可愛ら しいヘ アアクセサリーを作る。小さな手が器用に動きあっという間に出来上がる。 |
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金曜日の仕事を終えて東京から到着する友人と落ち合って矢け崎の花火を見に行 く。こんな事が出来るのも軽井沢ならでは、そして新幹線のおかげ。白 樺の林 の上に美しい大輪の花火が上がる。 |
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お盆の真っ只中とはいえ21時過ぎなら・・・と花火の後はハルニレテラスへ。 しかしどこも満席!この時期は予約ができないのも例年のこと、美し いデッ キの続くテラスをお散歩しながら気長に待つ。小川のせせらぎが涼しげに響 く・・・。 |
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私の誕生日のお祝いに主人のゼミの皆さんがいらっしゃる。バーベキュー用の火 を熾すのがなかなか難しく四苦八苦、そんなハプニングも野外ならで は、一旦 炭が温まれば次々にグリルできるのだけれど・・・。 |
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旧軽井沢の森の奥にある大モミの木、子供の頃は毎夏この木の前で記念撮影をし た懐かしい思い出。街の喧騒からは程遠い苔生した緑と澄んだ空気感、 子供な がらに「秘密の花園」と名付けて静かに歩いた遠い記憶。森の妖精でも舞ってい そう・・・。 |
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別荘地を皆でお散歩しながら旧道まで歩く。旧軽井沢の三井の森の中ほどに今も 残る旧三井財閥の別荘、1900年頃建築されたというので祖父が生ま れた頃 か。軽井沢に現存する日本人の別荘では「八田山荘」に次いで古いそう。我が家 にとってはさまざまに思い出深い別荘、取り壊しが決まったと聞 く・・・。 |
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チェコ人の建築家アントニン・レイモンド設計による軽井沢聖パウロカトリック 教会、木造の内部は木のぬくもりが感じられる軽井沢らしいコージーな 雰囲 気。18時の鐘を鳴らす時間になり荘厳で美しい鐘の音が響き渡る。 |
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子供の頃は軽井沢に来る度に楽しみにしていた楽焼。数年前からコンセプチュア ルな図案のシリーズを作り続け、今年もまた一つコレクションが増えて 嬉しい。 |
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お盆も終わりに近ずいても軽井沢の大混雑は収まらない、結局今晩もハルニレテ ラスへ。小川に沿って続くウッドデッキと最小限のライティング、過度 な装飾 で森の雰囲気を損ねる事のないシンプルな作りはアメリカの国立公園のよう。 |
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誕生日の朝、久しぶりに教会へ。懐かしい皆様に温かくお迎え頂き、賛美歌を歌 うと楽しかった教会学校の思い出が蘇る。清々しい一年のスタートとな り感謝 する眩しいような聖なる朝・・・。 |
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私が通っていた頃にはなかった素晴らしいパイプオルガン、繊細でありながら迫力のあ る響きはやはりパイプオルガンならでは、前奏から美しい音色に心が澄 んで行 くよう・・・。 |
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外はまだまだ猛暑、目を射る様な太陽の光を避けてブラインドを下す。8月生ま れの友人が集まる今晩、涼やかなサロンで静かに準備する至福の時間。 |
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あまりにも暑いので冷製のオードブルとチーズでまずはアペリティフ。テーブル センターにはゼミ生の皆さんからのプレゼント、メッセージがコラー ジュされ た素晴らしい額を飾る。 |
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早朝のプールは本当に気持ちが良くつい泳ぎ過ぎてしまう。子供の頃は歩くより 泳ぐ方が楽だったお魚のような私、今も延々に泳げそうな気がす る・・・。 |
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お盆も明けようやく社会もリズムが戻って来たようで早速打ちあわせが始まる。 台風の影響でグルーミーな空を眺めつつ眩しい軽井沢が既に恋しい。皇 居を一 望するオフィスで仕事に励む。 |
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アポイントの合間に丸の内にお勤めの友人とお茶を・・・、と言ってもお互いそ んなに時間があるわけでもなく。PCを開けたまま席を立つパリなんて では考え られないけれどココは平和な日本、ゆったりコーヒーを頂きつつ楽しい気分転換。 |
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会社の決算を控え、軽井沢も遠い・・・。人っ子ひとり居ない静まり返った早朝 の丸の内、まだ涼しいビルの谷間でベンチに腰かけコーヒーを片手に書 類に目 を通す。 |
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連日書類に目を通す事務的なことが続くお盆明け、唯一の気分転換はスイミン グ。このままお魚になりたいと思いつつひたすら泳ぐ誰も居ない早朝の プール。 |
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延々打ち合わせが続き書類とにらめっこする日々、唯一の救いはこのグルーミー な空。台風も近ずいてお天気も不安定、事務仕事にはうってつけと自分 に言い 聞かせる。決算終了まであと一息! |
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ようやく仕事も一段落、決算も終了して快晴の軽井沢へ。早速友人のお宅へと急 ぐ足取りもいつになく軽やか。木漏れ日の中ショーの教会を抜け小川の せせら ぎを聞きつつ眩しい緑に目を細める。 |
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友人とキッチンでお喋りしつつある物で何か作る、こんな何気ない日常が軽井沢 の夏らしい。以前からトライしたかったエスニックのレシピにお庭で摘 んだ ハーブを添えて。何とも楽しい贅沢なランチ。 |
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いつも書き仕事を抱えて来る軽井沢、夏は友人に会ったりコンサートに行ったり となかなか時間がない。夜が明けると眩しい朝陽が静かな森を照らす。 鳥のさ えずりを聞きつつ机に向かう清々しい朝。 |
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久しぶりの快晴、ルヴァン美術館にランチに伺う。夏は外国から帰国する友人も 多く旧交を温める素敵な時間。気持ちの良いお庭を眺めながらお互いの 近況や 仕事のこと、お喋りは尽きない・・・。 |
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日曜日の朝、友人に誘われ教会へ。軽井沢銀座の真ん中に静かに佇むこの教会、 母が夏の間通っていたことを思い出し懐かしい気持ちで賛美歌を歌う。 高原の 教会らしい爽やかな礼拝に心が洗われるよう。 |
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礼拝後のティーアワーも楽しく清らかな気持ちで外に出ると旧道は大変な人、一 気に俗世間に引き戻される。あまりに美しい抜けるような青い空、美し い山の 景色を眺めながら再びルヴァン美術館へ。毎日、少しずつ違うメンバーでランチ をご一緒するのも軽井沢の夏らしい。 |
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旧軽井沢の森の奥にある大モミの木、子供の頃は毎夏この木の前で記念撮影をし た懐かしい思い出。街の喧騒からは程遠い苔生した緑と澄んだ空気感、 子供な がらに「秘密の森」と名付けて静かに歩いた遠い記憶。森の妖精でも舞ってい そう・・・。 |
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軽井沢の「秘密の森」から表参道のビルの森へ・・・、打ち合わせが終るとすっ かり日も暮れラグビーのワールドカップが近いことを知る。フランス人 の友人 からのメールはラグビーの話題で持ちきり、躍動感溢れるデザインのポスターも 大人気。 |
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いよいよ写真の最終選別、まずはパネルの入ったボックスを年代順に並べる。既 に途方もない作業の予感・・・。 |
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事務所とアトリエだけではスペースが足りずサロンも写真のパネルでいっぱ い・・・、壮観な眺めにしばしボーゼン。 |
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インデックスを付けてカテゴリー分けして行く果てしない作業、懐かしい写真が 次々に出て来てなかなか進まない・・・。 |
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事務所もアトリエもパネルだらけのところに梱包材と商品の箱が届く・・・。今 度はそちらを取引き先ごとに仕分け、写真部門と梱包部門に分かれて 延々と作 業が続く深夜のアトリエ。 |
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ようやくパネルと箱だらけのアトリエを抜けて軽井沢へ。友人にピックアップし てもらいコンサートに行く今晩、8月最後の週末と会って大混雑を予想 して早 めに出たおかげでおまけに発地市場のフラワーマーケットを楽しむ。 |
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夕昏の中ミュージアム・コンサートが始まる。演奏を待つピアノや譜面台、何だ か現代アートのインスタレーションのよう・・・。 |
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幕間にはお庭でワインやティーサービスを頂くガーデンパーティーのようなコン サート。素晴らしいお天気に恵まれた今晩、美しい夕焼けに包まれた夢 のよう なお庭を眺めながら友人達とお喋り。軽井沢の夏もそろそろ終わり・・・。 |
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diary
index |
8月最後の今晩、友人と恒例の軽井沢納会。旧道の脇を入ったところにある知る 人ぞ知る家庭料理のお店、蔵書が素敵なインテリアになっていて何だか パリに ありそうな不思議な雰囲気。この夏の思い出を語るにふさわしい・・・。 |