2020 February

 

 
 
ようやく1月も無事に終わりほっとする。あっという間でもあり、まだ一か月?とも感じる。午前中は事務所で残務処理、夕方の新幹線で久しぶりに軽井沢へ。既に暮れかかっているゲレンデを眺めるとやはり・・・。美しい夕焼けを眺めながらひと滑り、ナイターの灯りが灯り始める。

 

 

   
 
 
滑り終わる頃にはとっぷりと暮れ、夕日をバックに浅間山のシルエットが浮かび上がる。

 

 

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朝から続いた書き仕事をまとめ、午後にはやっぱりゲレンデへ。快晴の今日、太陽に向かって上る眩しいリフトから雪を頂いた浅間山がくっきりと見える。真っ青な空に白く輝くピスト、風を切って滑る爽快感に疲れも忘れる。

 

 

 
 
 
遠くに連なる山々の美しさ・・・、水墨画のような景色をしばし眺める。

 

 

 
 
 
夕方になっても太陽は高く、揺らめく光と山々が重なり幻想的な蜃気楼のよう・・・。夕焼けに木々のシルエットも美しい。

 

 

 
 
 
アトリエに篭る数日が過ぎると作業テーブルには検品を終え梱包を待つばかりの作品たちが並ぶ。素材がまばゆいばかりに散る中、デザインを考えたりサンプルの制作。夢のような時間はあっという間に終わる・・・。

 

 

 
 
アトリエから出ることもなくスタッフとしか会わない日が続きデザインの残像で少々夢見がちな朝。渋谷のミニシアターにフランス映画「アニエスによるヴェルダ」を見に行く。夜と違って人混みもなく爽やかな宮益坂を抜け、映画館のシートに身をうずめると何だかほっとする。

 

 

   
 
 
 
神保町に資料のための本を探しに行く。ヴィンテージの洋書専門のこのお店、オーナーの眼力と幅広い買い付けに支えられ世界中のモード雑誌のバックナンバーが揃う。懐かしい本や雑誌、パリに憧れていたリセエンヌ(高校生)だった頃の思い出がフラッシュバックして何とも言えない温かな気持ちになる。

 

 

   
 
 
今年もあっという間に1月が終わり税理士の先生にお渡しする資料を作る一日、膨大な紙片を入力しつつ今月を振り返る。1年は12か月・・・、そう考えると既に焦るのは私だけではないはず。一纏めになった紙片にさまざまな日々を思う。

 

 

 
 
 
表参道は旗日を前に街路樹に国旗が並ぶ。快晴が続く今年の2月、真っ青な空に日の丸が美しい。

 

 

 
 
表参道に来るたびに新しいブティックがオープンしているのはいつの時代も変わらない。表参道ヒルズの期間限定ポップアップショップも毎回のお楽しみ。サンローランの新しいスペースはクリアなインテリアに現代アートのように商品が並ぶ。パリのブティックはサンローランのミューズ、カトリーヌ・ドヌーブのアパルトマンの路面店だった・・・、そんなストーリーも今は昔。

 

 

 
 
 
デザイナーのブティックはそのエスプリに溢れるスペースも興味深い。今では幻の、とか伝説的な、と表現される事の多いマルタン・マルジェラ。私がパリに着いてスグ「こんな発表の仕方があるのだ・・・」と驚いたのもマルジェラのショウ。恵比寿にある印刷工場をそのままブティックにしたアーティスティックな空間はマルジェラそのものとも言えるのかも知れない。

 

 

 
 
エスモード東京校の卒業コレクションに伺う。昨年に引き続き恵比寿ガーデンプレイスのショウ会場、ライティングも始まりパリコレさながらの大舞台にバックステージの学生さん達もさぞ緊張しているのでは?サウンドがひときわ大きくなりいよいよスタート。

 

 

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パリの我が家の近くに「エスカリエ」という不思議なカフェがある。アパルトマン一棟がそのままカフェになっていて各階から電話でオーダー、入口は知らない人にはほとんどわからずギャルソンに声をかけることもなく階段を上がる人たち。そんなカフェがここ恵比寿にある不思議、メニュウもパリのビストロそのもので寒い今晩にはぴったり。

 

 

 
 
 
先日と同じく渋谷のミニシアターのモーニングショウ、フランスのアニエス・ヴァルダ監督「ダゲール街の人々」を見に行く。ドキュメンタリー映画としては有名な「普通の人々の普通の暮らし」が淡々と映し出されるロードムービーのような作品、まるでパリに居るような気分の朝。

 

 

 
 
パリのマレ地区に古いオテル・パルティキュリエを改装したダンスセンターがある。さまざまなジャンルのダンスが
自由に習えるパリらしいスタジオ。その昔、モデルさん達に触発されて通っていたこともあるけれど・・・。編集部の方のご紹介で初めてのレッスン、恐る恐るバレエシューズを履く私。

 

 

   
 
 
慣れないバレエのポーズとステップにすっかり体が凝ってしまい打ち合わせの前にとりあえずプールへ・・・。私にとって泳ぐことは全てのリセット、筋肉をほぐし静かな水の中で気持ちも穏やかに整っていく。

 

 

   
 
 
お互いに忙しいとなかなか会えないまま一年が過ぎる・・・、という事はもはや日常。同級生と久しぶりのディナー、積もる話はもちろん、美容と健康情報の交換が最近の私達。レストランのチョイスも玄米カフェやコラーゲン料理、モデルさん御用達のお店は信頼度も高い。

 

 

   
 
 
私が子供の頃、父の設計した家「サニーボックス」はよく建築雑誌に載っていた。モデルとも登場人物ともつかない私は写真家の先生と一緒に衣装を選んだり、インテリアを揃えたりすることでプロの仕事の一面に触れた貴重な思い出。そんな時代にタイムスリップしたような建築に遭遇、不思議な時間を過ごす。

 

 

 
 
久しぶりに木場の現代美術館に「ミナ ペルホネン/皆川明 つつ"く」展を見に行く。大変な混雑でブランドの人気ぶりを実感、ショップもロビーも人でごった返している。マルタパンの彫刻が浮かぶ中庭、快晴の空が水に映り込み 美しい。

 

 

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木場から近いという事で竹中工務店東京本店の1階にあるギャラリーA4(エークワッド)に初めて伺う。「建築を楽しめるギャラリー」というコンセプトに最新テクノロジーを通して建築の愉しさを伝えるスペースとのこと。本店の1階を無条件で一般に公開するその大胆な試みにも驚く。

 

 

 
 
再び神保町で資料用の本を探す。そんな中、懐かしい雑貨屋さんを発見!私が高校生の頃は原宿にあったこのお店、 数年前からここ神保町に移ったとか。パリの蚤の市と昭和初期のおもちゃ屋さんが一緒になったような、キッチュで可愛らしい小物たちが並ぶ秘密のお店。

 

 

   
 
 
主人のゼミの卒業生と久しぶりにお会いする。生まれ育った神楽坂、この毘沙門天善國寺は七五三のお着物を着て祖母と写真を撮った懐かしいお寺。そんな神楽坂で皆さんとご一緒するのは何だか不思議、ずいぶん変わってしまったけれど今も残る老舗の鰻やさんや甘み処をご案内。

 

 

 
 
 
ようやく仕事もひと段落、建国記念日の連休は軽井沢で過ごす。快晴が続き記録的暖冬のこの冬、新幹線の車窓からの眺めも鬱蒼とした真夏のような緑・・・。

 

 

 
 
山の天気は変わりやすく、のんびり家で寛いでいると雲行きが怪しくなる。慌てて支度をしてゲレンデに出ると粉雪・・・、吹きつけるように深々と降る。しかし上がる頃には美しい夕焼け、明日もお天気になりますように。

 

 

 
 
軽井沢ではスキーもブーツもジープに積んだまま気軽に滑っているけれど、いざ他のゲレンデに行こうと思うとなかなか大変。澄んだ空気の中、熱いコーヒーをすすりつつスキーのチューンナップ。ようやくパッキングを済ませ宅急便の手配、志賀高原で滑るのは42年ぶり・・・。

 

 

   
 
 
ゲレンデに着くころにはすっかり日が暮れて・・・、連休最終日の夕方とあって静かなゲレンデ、美しい浅間山の幻想的な景色を眺めながらひと滑り。

 

 

 
 
今年の2月は本当にお天気が続き嬉しい。快晴の早朝、ジープにはうっすらと霜。澄んだ空気と高い空、白い壁に朝日が反射して眩しい。朝いちばんの新幹線で東京へ。

 

 

 
 
東京は2月とは思えない汗ばむほどの陽気、早速スポーツクラブへ。朝のひと泳ぎは本当に気持ちがいい・・・。ミストサウナや岩盤浴ですっかりリラックス。

 

 

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日比谷のMIDTOWN HIBIYAで打ち合わせを兼ねたランチへ。初めて来るミッドタウン、初めて見るゴジラ像・・・。青空にそびえるタワーと風にたなびくゴジラの真っ赤なマント、パリの街並みとはあまりにも違いいつもながら「TOKYOってスゴイ!」と驚く。

 

 

   
 
 
打ち合わせの後、TOHOシネマズシャンテでクロード・ルルーシュ監督の「男と女 人生最良の日々」を観る。フランス映画そのもの、人生は味わい深い・・・と感想を噛みしめながら外に出るとハリウッドのようなゴジラ像、このギャップもまたTOKYOの面白さ。

 

 

   
 
 
朝から一日中打ち合わせでビルの中、気が付くと日はとっぷり暮れて・・・。皇居のお堀が一望できる窓にはライトアップされた橋と立ち並ぶビル群、映り込んだオフィスの照明が一体となって何とも不思議な光景が広がる。

 

 

 
 
 
私にとってスキーは日常の一部であり軽井沢以外で滑ることはあまりないので久々の遠出、奥志賀に向かう。12歳の春休みを最後に志賀高原に来ることはなかったので実に42年ぶり。長野駅から2時間、その昔は雪の壁の合間を縫うように走ったバスも雪不足のためチェーンも巻かず。白樺と常緑樹の織り成すタペストリーのような景色が美しい。

 

 

 
 
薄曇りの中シャレーに到着。ヨーロッパのチロルにでもありそうな山小屋、パリのアパルトマンを思い出す斜め屋根のお部屋も可愛らしい。

 

 

 
 
ようやく荷ほどきを済ませゲレンデへ。薄曇りだった空も青空が見え始め、雪と森林、青空と雲が交互に重なる壮大な景色にようやく奥志賀に来た実感。

 

 

 
 
子供の頃はスキーに夢中でロッジで過ごす時間をゆったり楽しむことなど全くなかった。さすがに最近はナイターまでは滑らないので白樺の林に暮れていく空を眺めながらのんびり編み物、東京ではなかなかこんな時間はない。

 

 

     
 
 
志賀高原の醍醐味は連なる山々をゴンドラやリフトを乗り継いで滑走で制覇するツアースキー。奥志賀、丸池、蓮池、焼額と各スキー場は知っていても子供にはさすがに難しい。美しい森林コースを抜けると次のスキー場に着く・・・。

 

 

   
 
 
ようやく長いツアーを終えて奥志賀に滑り帰る。真っ白なゲレンデが静かに暮れていく幻想的な景色を眺めつつ滑って来た美しい山々を思い出す。

 

 

     
 
 
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