2023June

 

 
 
淡水パールが染め上り、色味を合わせて選別する。色の濃淡はもちろん、わずかにニュアンスが違うだけで仕上がりの印象が全く違う。穏やかなグラデーションのネックレスが 出来上がるまで、丁寧な工程を大切にしたい。
 

 

 
 
もうすぐ梅雨だというのに初夏のような暑さが続く。朝のバドミントンは夕方に、夕暮れの美しい空を眺めつつトレーニングに励む。
 

 

   
 
季節外れの暑さは台風の前ぶれだったよう。台風2号が日本列島を直撃し大雨の今晩、電車も止まる厳戒態勢。車で日本橋に向かう途中も、ワイパーが間に合わないほどの土砂降り。静まり返った街に豪雨の音が鳴り響く。
 

 

 
台風の夜、日本橋高島屋へ「新しい時代と共にー天皇皇后両陛下の歩み」展を見に行く。連日大変な行列と聞きこのお天気の夜なら人も少ないはず・・・、という予想は外れ、ナント混んでいる。豪雨と暴風の中、穏やかな空気に癒される。
 

 

 
主人の退官関連の行事に関わって下さったOBOGが、久しぶりに我が家に集まる。昨年の企画から一連の行事が全て終わるまで、皆さんのオーガナイズ力と団結力にどれほど助けられたか・・・。思い出をふり返りつつ心から感謝する。
 

 

 
ゼミの卒業生F君の個展に伺う。卒業時に贈って下さったイラストは今も飾っているけれど、その場でipadで描く、という驚きの似顔絵。あっという間に描かれる私達夫婦、魔法のような素敵な体験。
 

 

 
朝7時に我が家に集合、皆で軽井沢に行く。大もみの木を囲む神秘の森をお散歩し、バーベキューの準備も楽しい。さすがに男の子ばかり、テーブルいっぱいに並ぶその量に驚く。風もなく暖かい、素晴らしいバーベキュー日和。
 

 

 
デザートを楽しんだ後は旧道までお喋りしながらのんびり歩く。ショー記念礼拝堂の物静かな佇まい、川の流れる音がこだまする森、室生犀星の碑を眺めつつ友人宅へ。
 

 

 
旧道のブティックに新しくコーナーを展開することになり、ディスプレイの打ち合わせに伺う。マホガニーの美しい什器に並ぶネックレス達、お客様の軽井沢ライフのお役に立てますように・・・。
 

 

 
 
執筆中の本の打ち合わせで出版社に伺う。担当編集者の温かい言葉に励まされつつも、本当に大丈夫だろうか?。この自信の無さこそが私のイメージ、あるインタビュー記事でタイトルに「ねぇ、どう思う?」とあったくらい。挿入写真でカバーするしかない。
 

 

 
東京都美術館に「マチス展」を見に行く。金属の彫刻に建物のレンガが映り込む美しい前庭、アメリカで訪れたルイス・カーン設計のソーク・インスティトゥートを思い出す。
 

 

   
 
初夏の爽やかなお天気の中、コロナも収り上野は大変な人出。外国人観光客もだいぶ戻って来たようで、アメ横のキッチュな看板やディスプレイに興味津々の外国人たち。
 

 

   
 
夏を前に透明なクリスタルやガラスのネックレスの発注が増える。傷つきやすい素材は全て検品の後ラミーシートで一つずつ丁寧にラッピング。梱包作業が延々と続く静かなアトリエ。
 

 

 
日本橋公会堂にソルフェージのコンサートに行く。子供の頃、通っていたソルフェージ・スクール、音楽に合わせて体を動かす楽しい思い出が蘇る。小さな子供たちが一生懸命演奏する姿は可愛らしく、心が澄んで行くよう。
 

 

 
神保町のヴィンテージマガジンのお店で80年代の雑誌を探す。パリやミラノ、NYとコレクションではスーパーモデル全盛の時代、華やかな誌面と広告に時代を感じる。
 

 

 
 
駐日フランス人ビジネスマンの間で大人気の「大手町の日本人街」、オフィス街の地下に映画のセットのような街並みが広がる。ワインバーや炭火焼、フレンチやお寿司とチョイスの幅も広くハシゴする外国人も多いとか。
 

 

 
1988年、パリに渡ってまだ一か月しか経っていない私が、パリコレで三宅一生さんのアビユーズ(モデルに衣装を着つける役)を務めたコレクションの画像をYouTubeで見つける。今では大御所のナオミ・キャンベルがまだ駆け出しの時代、あどけない表情が初々しい。
 

 

 
コロナ禍の外出自粛以来のルーティン、バドミントンとスケートボード。仕事を終えて夕暮れの公園で軽く体を動かす爽快さ、くちなしの甘い香りに癒される。
 

 

 
知人の絵画展を見に久しぶりに世田谷美術館に行く。鬱蒼とした森を抜けると不思議な形の美術館が出現、広々とした白木のフォアイエが美しい。
 

 

 
3月に再開したクラシック・バレエのレッスンも忙しさのあまりすっかりご無沙汰。久しぶりのレッスンはストレッチの基本メソッド、体が固い私には全てが難行苦行。信じられないポーズでほほ笑むインストラクター・・・。
 

 

 
朝から映画「午前4時にパリの夜は明ける」を見に銀座へ。まだ静かな銀座の街、コーヒーを片手に映画館の闇に身を沈める至福。パリの街と主演のシャルロット・ゲンズブール、懐かしい80年代の音楽も最高。
 

 

 
映画館を出ると灼熱の太陽に目がくらむ。ISSEY MIYAKEや和光を覗き束の間のショッピング、僅かな時間でも気ままに歩くのは楽しい。
 

 

 
 
素晴らしいお天気に誘われ有楽町まで歩く。コロナ以来4年ぶりに訪れるイタリアンカフェはイタリア・エスプレッソ協会から認定された「本物のイタリアエスプレッソが飲めるお店」、バールで濃いエスプレッソを一杯。
 

 

 
ゴルフのレッスンと打ち合わせはセットのルーティン。移動が苦手な私は、幾つかの仕事を動線でまとめて最小限の移動を心がけている。アトリエから出ない「動かない日」と、外回りを一気に片ずける「動く日」。本当は毎日、映画を見たり本を読んだりしていたいけれど・・・。
 

 

 
不安定なお天気が続いた6月、素晴らしいお天気に恵まれた絶好のバースデー日和、軽井沢で卒寿を祝う父の日の週末。まずは恒例のイヤープレートを飾りプレバースデーのランチ。午後は幼馴染みがお祝いに来て下さり、可愛らしい花束に感激の様子。
 

 

 
日も長くなり、夕暮れになっても暖かい貴重な日。朝夕は急にぐっと冷える軽井沢、テラスでアペリティフが出来る日はなかなかない。プロセッコを開け忙しかった日々を想う、生き返るような清々しいアペリティフ。
 

 

 
朝食も食べず発地市場に出掛ける。9時前には既に長い行列、オープンと共に人が詰めかける「お野菜争奪戦」。採れたての瑞々しい葉野菜が山と積まれ、ルバーブや色とりどりのズッキーニ、カボチャの花、山タケノコなど珍しいお野菜も楽しい。9時半には既にガラガラ、あっという間の出来事に驚く。
 

 

 
G7サミットの会場となりすっかりリニューアルされた軽井沢プリンスイースト。美しいエントランスと冷房の効いたロビーが嬉しいほど暑い軽井沢。リクエストに応えてチャイニーズのバースデーランチ、久しぶりに美味しいジャスミンティーを頂き、クラシックなチャイニーズを堪能する。
 

 

 
 
梅雨の真只中というのに、素晴らしいお天気に恵まれた卒寿のバースデー。北海道の友人から届いた可愛らしいアイスケーキ、90のキャンドルに火を灯す。吹き消そうにも笑ってしまってなかなか消えない。元気で楽しく長生きして欲しいもの。
 

 

 
すっかり定番のテラスディナー。美しく暮れて行く空を眺めながら、爽やかな風が心地よい。湿度の高い日本の夏、テラスで過ごせる日もあと僅か・・・。
 

 

 
エスモード・ジャポンの図書館に本の資料を探しに行く。パリのような雰囲気のフォアイエ、屋上のテラスでフランス人の先生方と学生さんがお喋りしている様子は日本とは思えない。こんな環境で学べる学生さんが羨ましい。
 

 

 
久しぶりに代官山へ。パリのディオール本社でデザイナーをされていた先生とお会いした後、クラシックバレエのレッスンに行く。バー&ストレッチのクラスは、体の固い私にはかなりハードなレッスン。ブティックに並ぶ美しい衣装を着られるが来るのだろうか?
 

 

 
バレエのレッスンの後の打ち合わせは正にホウホウノテイ、体中が痛くまともに考えられない。それにしても誰もいない・・・。コロナ以降20時を過ぎると開いているカフェすら見つからない表参道。
 

 

 
本の執筆が少し進み、本文に合わせて写真を揃えて行く。パリに行ったばかりの懐かしい写真に見入ってしまいなかなか進まない。写真に写っているのは間違いなく私だけれど、あの頃のようなエネルギーはもうない・・・。
 

 

 
執筆が続き唯一の外出がテラス。一日中パソコンとにらめっこの後は風に吹かれて至福のアペリティフ、そしてそのままディナーもテラスで。
 

 

 
グルーミーなお天気の朝、勝どきのスタジオにクラシック・バレエのレッスンに行く。隅田川を望むスタジオで一人静かにストレッチ、今日のレッスンに備える。
 

 

 
隅田川に架かる勝鬨橋からの風景はまるで香港のよう、パノラミックな景色を楽しみつつ銀座へ向かう。築地市場の跡も見え、場外市場はそのまま残っていて興味深い。
 

 

 
今年はスキーの板もブーツも新調する予定で、お茶の水のヴィクトリアに下見に行く。学生だった40年前にアルバイトをしていた懐かしいショップ、スキーブームの絶頂期で大変な忙しさだった思い出が蘇る。
 

 

 
ルーティンのゴルフと打ち合わせの日。なかなか上手くならないゴルフ、「石の上にも3年」とか「千里の道も一歩から」と自分に言い聞かせる。コロナ以降、表参道の夜は早く打ち合わせの後に行くお店もない。
 

 

 
建築構造家の大先生のフォーラムに伺う。所狭しと並ぶ模型はどれも興味深くデザインのヒントになりそう。子供の頃、構造家の先生のお手伝いをしていた事を思い出す。ストローをテグスで組み、立体トラスを沢山作ってインテリアにしていた子供部屋。
 

 

 
甘いものを殆ど食べない私も、自分で作れば甘さも調節できるのが嬉しい自作スイーツ。火加減も焼き時間も気にしなくて良い「炊飯器で作るケーキ」、ほのかな甘みが美味しいバナナケーキが焼きあがる。
 

 

 
お茶の水の明治大学に「レモン展」を見に行く。大学4年生の卒業設計展、主人のゼミからも学生さんが出展している。若いエネルギーが充満している会場、興味深い建築模型が並ぶ。
 

 

 
アトリエの作業台いっぱいに並ぶネックレス、撮影や検品、梱包して発送と皆様のお手元に届くまでまだ長い旅路を行く我が子のよう。ひんやりとした天然石の質感は夏にぴったり、鮮やかなターコイズや涼し気なローズクォ―ツが美しい。
 

 

 
執筆とアトリエ作業が忙しく、まったく建物から出ない日が続く。外の世界はどうなっているのだろうか?テラスのディナーが唯一のお楽しみ、友人をよび小さなホームパーティーの今晩。
 

 

 
 
diary index 今月もかなり頑張ったゴルフ、来月にはいよいよラウンドデビューも?大人になって始めるスポーツの難しさを実感するゴルフ・・・。 page top

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