2023September

 

   
 
快晴の朝、軽井沢に着くと浅間山が青空にくっきりと映える。ルヴァン美術館で卒寿のお祝いの会、美しいお庭に並びまずは賑やかに記念撮影。懐かしい再会に皆さんの笑顔が溢れる。
 

 

 
最近の軽井沢の朝のルーティン、ゴルフの打ちっぱなしに行く。鳥のさえずりを聴きながら静かな森を走る爽快感、遠くに浅間を臨みスイングする気持ち良さは格別。それにしてもゴルフは難しい。
 

 

 
ゴルフの後は発地市場に行くのも最近のルーティン、9時前に着くと長い行列に驚く。開場と共に始まる「お野菜争奪戦」、吾亦紅(われもこう)の花に秋を感じる。ランチはこちらも最近の定番、更科蕎麦へ。
 

 

 
素晴らしいお天気に恵まれ、帰京する高速から眺める山々が西日に映える。夕暮れまであと少し、美しい空を楽しみつつ東京へ。軽井沢は本当に近い。
 

 

 
母が残した膨大な布地、帯や着物をまた少し整理する。端切れは好きな柄だけ選んで箱に、食器やカトラリー、バッグや靴も気に入ったモノだけを残しお手入れする。セレクトされたお気に入りのモノを並べて見ると、自分の中では不思議な統一感があるもの。
 

 

   
 
エアーチケットの購入も最近はもっぱらネットで。日本の航空会社のサイトは全てがスムーズだけれど、外資のサイトは複雑な上、入力が反映されないこともしばしば。延々とPCの前で同じ作業を繰り返すのも最近の事、座席指定までたどり着くのに数時間かかる。
 

 

 
 
新しいコレクションのために様々な石を見る楽しい時間。水晶やアメシストなど、結晶の美しさを損なうことなく加工する技術あってこその私のデザイン。職人さんのお話は興味深く、デザインのヒントを頂くこともしばしば。
 

 

   
 
久しぶりのゴルフのレッスン、ようやくドライバーデビューを果たすも、クラブの長さと音にひるんでスィングも冴えない。そもそもクラブの種類もまだ知らないのだから先は長い・・・。
 

 

   
 
時間の空いた時に足繁くゴルフに通う真面目な初心者の私。今日もドライバーに挑戦、ビデオを見ると相変わらずクラブに振り回されている情けない姿。優しいコーチの言葉に励まされる。
 

 

 
執筆中の本の打ち合わせの後、お世話になった編集者を訪ねる。出版社のロビーは最新の刊行書籍や雑誌が並び、待ち時間も楽しい。取材を受けたのはもう20年以上前、長いお付き合いに感謝しつつ積もる話は尽きない。 本社前のオブジェは大御所作家の作品だろうか?
 

 

 
 
軽井沢の発地市場で買う新鮮なバジル。松の実とオリーブオイルと共にミキサーにかけ、粗く挽いた後すり鉢で擦り自家製「ペスト・ジェノベーゼ」を作る。キッチンいっぱいに広がる爽やかな香りの中、早速ランチの準備にいそしむ。
 

 

 
雨の天気予報の中、霧の軽井沢に到着。主人が設計した友人のヴィラにお邪魔し、朝のお茶をご一緒させて頂く。学生さん達も初めて見る別荘建築と素敵な住まい方に感激した様。晴れ男の主人の神通力か?ルヴァン美術館でランチの頃には汗ばむほどの陽気、空は快晴に。
 

 

 
吉村順三氏の設計による画家の脇田和先生の美術館、今日は年に数回のアトリエ見学の日。以前は大人数で大変な催しだったけれど、コロナの感染予防と建物の老朽化に伴い、8人というごく少数で見学出来るのは素晴らしい。両親共々、お親しくさせて頂いた在りし日の先生御夫妻を想う。
 

 

 
この夏、軽井沢にオープンしたリヒター美術館を見た後、外人墓地に友人のお父様のお墓参りに伺う。戦争中、母国に帰ることが出来ず軽井沢で亡くなった外国の方々を想うと切ない。アントニン・レーモンド設計の木造の教会「聖パウロ・カトリック教会」の夕方のミサも素敵。
 

 

 
すっかり定着した朝のルーティン、ゴルフの打ちっぱなしの後は発地市場で朝摘みの野菜を買う。午後は父のインタビューに同席し、私も知らなかったファミリーヒストリーはなかなか興味深い。
 

 

 
打合せで銀座に出向くと、街はコロナの反動か大変な人出。外国人のツーリストも目に見えて増え、ダイナミックなディスプレイのウィンドウに道行く人がカメラを向ける。最近始めたゴルフ、おしゃれなグッズやウェアが次々と欲しくなる。

VOYAGE to Hokuriku へ 

 

 

   
 
楽しかった北陸のゼミ旅行も終わり、灼熱と青空の金沢から霧の軽井沢に到着。遅い時間だというのにタクシーを待つ長い列、人出不足の影響はココにも・・・。
 

 

 
快晴の軽井沢の朝、発地市場で朝摘みの野菜を買いベーカリーで朝ごはん。午後は脇田美術館のコンサートに伺う。美しい脇田先生の絵に囲まれて、声楽のコンサートを聴くという贅沢なプログラム。心が澄んでいくような歌声にしばし目を閉じる。
 

 

 
 
せっかく軽井沢に居るのだから、と北陸の旅の疲れも見せずゴルフの練習場に行く。我ながら元気。スィングはさすがに冴えないけれど、練習するに越したことはない。
 

 

 
主人の同級生が我が家に集まる今晩、母の染めたテーブルクロスにランチョンマットを並べる。オードブルが終わる頃にはレストランの裏方のように、次のお皿がスタンバイ。皆さんの楽しそうな話し声がキッチンにこだまする。
 

 

 
 
長らく大切に育てて来たポインセチア。8月に鉢を替えた事が災いしたのか、急激に枯れ始め数本の幹を残して枯れてしまった。思いのほか根が小さい不思議な植物、再び大木のようになる日がくるのだろうか?
 

 

 
 
家電を廃棄するのはパリでも東京でもそれなりに大変、地域のリサイクルプラザに持ち込む。蚤の市のようなマルシェもあり、近くにフランスのリセがあるせいかフランス製の食器やカトラリーが並び、まるでパリのブロカント(古道具市)の様。
 

 

 
 
新しいコレクションのために素材を選ぶ楽しい時間。真珠や石は見て、触らなければわからない正に「ナマモノ」。手に取った感触や色味など、微妙な違いを感覚で見分けて行くのも長年の経験からくる直観。新しいデザインが次々に浮かび早くアトリエに戻りたくなる。
 

 

   
 
寸暇を惜しんでレッスンに通っているのに、なかなか上達しないゴルフ。大人になってから始めるスポーツは習得に時間がかかる事を実感する日々、それでも早朝のレッスンは清々しく、爽やかな一日のスタートに。
 

 

 
事務系のアポイントが続く今日、変わりゆく青山を眺めつつ司法書士の先生の事務所へ。リニューアルした知人の不動産オフィスに立ち寄り、NYのロフトのようなインテリアが手作りと聞き驚く。活力に溢れた知人にパワーを貰い元気になる。
 

 

 
最近はやりのシェア書店、パッサージュは各戸棚にフランスの実存する通り名が付いたお洒落な書店。2階にオープンしたばかりのカフェはまるでパリのサロン・ド・テのよう。グラスワイン片手にヴィンテージマガジンを読んだり、素敵な時間が過ごせそう。
 

 

 
定期的にブラッシュアップしているアトリエ、コロナ禍の3年間で相当整理されたけれど、子供の頃からの工作や手芸作品を始め、パリに渡ってから30年間走り続けて来た軌跡を時系列で整理するのは並大抵のことではない。まだまだ先は長い・・・。
 

 

 
アトリエの大整理にすっかり疲れ果て軽井沢に辿り着く。友人の来訪も嬉しく、テラスでお茶を飲みつつ我が家の裏に立つ「大もみの木」で記念撮影。見渡す限り緑の芝生が続くプリンスのお庭をウォーキング、遠くにゲレンデが見える。
 

 

 
プリンスのお庭もホテルのロビーもハロウィーンに溢れるこの季節、大きなカボチャにちょっとコワイ目鼻、仮装した子供達も楽しそう。次週のお客様に備えて、チャイニーズレストランのお席を見せて頂く。
 

 

 
 
 
diary index 今月も本当に頑張ったゴルフのレッスン、そろそろラウンドに?と思いつつ、臆病な私はひたすら打ちっぱなしに通う。「コツコツ続ける」が私に出来る唯一の事。 page top

home