2007 August

Paris

 
 
 
 
8月に入るとサンジェルマン・デ・プレ、特に我が家の周りは本当に静まり返っている。レストランもいつもの「ホーム」はほとんどがクローズ・・・。普段にもまして「ウチゴハン」率が上がる。2種類のサラダと、海草たっぷりのおみおつけ。暑くはないので夏バテはしないけれど、取材で外食が多くなりがちな今週もミネラルの補充はばっちり。

 

Paris

 
 
8月はスタッフも入れ替わりにヴァカンスに。既にパリに帰ってきたスタッフと、「開いてる所はココしかないでしょう・・・」といつもの「ホーム」へ。でもさすがにココは、ヴァカンス中も満席!「素材そのまま」を頂くことにこだわっている私に、いつもぴったりなメニュウを勧めて下さるのも嬉しい。サーモンはスモークではなくて、本当の「生」。新鮮な胡椒を挽いて!

 

Paris

   
 
 
8月のパリに居るのは20年のパリ生活の中でも実は初めて!パーキングメーターがタダ、と言うくらい人がいない。チャイナタウンに行きたくても、車のことを考えると普段は躊躇してしまうけれど、チャイナタウンに行きたくても、車のことを考えると普段は躊躇してしまうけれど、8月なら・・・。久々のヴェトナミアンを堪能する。お野菜もお肉も頂けて、小麦製品を頂かない私にぴったりの「お米の麺」と言うのも嬉しい。

 

Paris

 
 
 
 
パリで買うイタリア米はやっぱり日本のお米とは違うので、具をたっぷり入れた炒飯にして頂く。黒い食材がイイ!とのこと、黒ゴマやきくらげ、ひじきもたっぷり・・・。ミネラルたっぷりなのはいいけれど、何だか見た目がちょっとコワイ??

 

Paris

 
 
 
8月は取材の打ち合わせゴハンにも困る・・・。再び、唯一あいている「ホーム」へ。「ヴァカンスは?・・・素材に近い原型食品だっけ?」といつものギャルソン。新しいメニュウの蟹のサラダと、正に「原型食品」!のイチゴ最近は、「新鮮な素材をそのまま頂く」事ができるレストランがイチ番の贅沢だと思う。ここ、サンジェルマンはムズカシイお客様も多いので、「ソースはナシね」とか「オイルはかけないで」などなど、完璧に覚えていてくださるのも嬉しい。

 

Paris

   
 
 
今年は珍しくヨーロッパで過ごす夏。ベルリンから車でスロバキアの国境まで走る。パリに戻ったら、「やっぱりウチで食べたいよね・・・」キャベツのにわかお漬物風?と、お野菜と海草たっぷりのおみおつけ、生姜とゴマをたっぷり絡めた牛肉のタタキ。ドイツでお肉に疲れた私たちには本当に和む味!

 

Paris

 
 
 
取材が始まり・・・・もちろんお食事の場所は限られている・・・。ジャーナリストの方ももはやサンジェルマン在住のように、「ホーム」に通う事に!「原型食品で、お魚とお肉は混ぜないんだよね?」・・・私のお食事のメソッド(?)も熟知してくださって・・・。オードブルにはイワシマリネ。メインにもオードブルからチョイスした鰊のビネガーマリネ、大好きなサクサクのオニオンもたっぷり添えてくださる。

 

Paris

 
 
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取材も順調に進み、ようやく8月も末に近くなって「そのほかのホーム」も再開の兆し!ジャーナリストの方も暑い東京の夏バテがまだ少し残っているせいか、さっぱりしたイタリアンが恋しい・・・。「今日からだよ、パリに居たの?」と早々に伺うと、「メニューにはまだ加えてないけどどう思う?」と、アンティチョークのローマ風。「原型食品でしょう?」パスタは頂かない私にと、サフランたっぷりのミラノ風リゾットと、イカ墨のフルーティーな薫り高いリゾット。「お米は食べるんだったよね?」皆さん、私の「お食事メソッド」をヴァカンスの間も覚えていて下さったとは!
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