８月に入ってもパリに居るのは久しぶり。ホームのレストランも全てクローズ。カフェのテラスでディナーとなる。暑いので、ロゼワインと軽いクスクスのサラダ。ビーツとシェーブルチーズのミルフィーユも爽やかで美味しい。東京まで後数日！

パリの夏は爽やかな日は過ごしやすいけれど、暑くなるとなんせクーラーがないので避難場所がない！その上、焦げそうな陽射し。ホワイトニングどころではない・・・。ベルギーでビールの醸造をなさっているＲ氏と、私にしては珍しくビールの専門店に行く。さすがに専門店だけあって、いろいろな種類があって面白い。おつまみのピザもベルギー風で、軽くてアルザスノタルトフランベを思い出す。何よりも、陽射しがない、カーヴのような店内がいつになく嬉しい！

ヴァカンスで、もう殆ど人の居ないサンジェルマンから、今年は私がやっぱり最後、静かに東京へ！東京も暑いけれど、クーラーはあるし、深夜になってもスーパーマーケットのお寿司ですらこんなに美しい、そして十分美味しい！

やっぱり暑い・・・。でもなぜか食欲はまったく衰えることなく？ヨーロッパの野菜は味が濃くてワイルドだけれど、日本のカブやキュウリ、美しいレタスも美味しい。主人の作る濃厚なサラダ、私の作る華奢なサラダ。とにかくお野菜をたっぷり頂く！

コウも暑いとやはりワインと言うよりは冷えたビールか日本酒。私はどちらもあまり頂けないので、夏はとにかく「食べる」に徹する。小エビのかき揚や、ゴマの種類が違う各種ゴマ豆腐など、日本は本当にバリエーションも豊富でとにかく美しい・・・。

日本に居ると、コンビニでもどこでもとにかくヘルシーなモノがチョコチョコと気軽に頂けるのが、「多食」の私にはとても嬉しい。ランチにも各種お惣菜を取り混ぜてチョイス、パリにもこういうのがあればいいのに・・・。体にいいものを少しずつ、ランチだけで何品目かしら？

お気に入りの中華に久しぶりに行く。最近「白い炒め物」に凝っていて、油通しと塩加減のバランスが絶妙。苦手なネギも甘く揚がっていて、フワフワの鶏肉とカシューナッツの組み合わせもバツグン！おかゆも、淡い色ながら貝柱のお出汁でコクのある美味しさ。豆苗の炒め物は絶対とりたい一品・・・。この暑いのにどうしてこんなに食欲があるのでしょうか？