本当に長かった日本の滞在を終え、ようやくパリへ戻る。機内ではいつも軽めのプラを頂くけれど、何だか濃いモノが頂きたい気分。私には珍しく、最終便でもう夜中だと言うのに、チーズまで頂いてしまう。新しくなったシャンパンもいつに泣く美味しく感じる。もうすぐパリに帰るのだわ・・・・。

こんなに長い間パリを留守にしたのは本当に久しぶり。あまりに仕事が多くゆっくりは出来ないけれど、カフェのカウンターでシャンパンとポワラーヌのパンのクロックを頂くだけでも至福の私。皆私を見つけて、もはや驚く・・・。アトリエの改装中で現場のような毎日もコレで乗り切れるハズ？

東京に居ると、和食は美味しいしお魚も大満足。一番恋しくなるのは、カフェとビストロ。サンジェルマンのクラブのようなカフェの上に住んでいる私。カフェは応接間のような存在。近くのおなじみのビストロも、季節のプラを頂けて友人たちにも会えて、忙しい中でもとてもよい気分転換。本当に久しぶりに伺うと「ＭＯＭＩ？」オードブルもメインもつい少し濃い目のプラを選んでしまう！

パリに戻るや、スグに展示会のシーズン、アトリエの改装と続きさすがにお疲れ。ヴェトナミアンはパリに戻ると必ず行きたいくらい大好き。お野菜とたっぷりの香草で、ビタミンをたっぷりチャージ、かつデトックス効果も！

おなじみの我が家の応接間カフェが新しくタパスのメニュウを始めるので試してみて、といろいろな種類を出して下さる。いろいろなモノを少しず つ頂きたいというのは日本人の私たちには良いけれど、フランス人のオジサマには小さすぎて「今食べたものはナンだったのか？」と思うのでは？和食でも懐石 や松花堂弁当を頂くといつも何だか不思議そうな顔をしている友人を思い出す。それぞれに凝った小さなおつまみに私は大満足！

１０月も半ばを過ぎるとパリもすっかり秋と言うより初冬。ジビエも美味しくなってくるこの季節、一皿全部はちょっと頂けないので、ジビエのソテーが乗ったサラダはこの季節のお気に入り。赤ワインをあまり頂かない私はロゼのワインを合わせても軽くて美味しい。

展示会やクライアントが続き外食が多くなりがちな時もランチはしっかりデトックス食材の私。干ししいたけや、クコの実、黒ゴマなど先日の香港出張からの食材をたっぷり使って。午後もがんばれそう・・・。