アンディーブやリオハレタス、アプリコットに桃、ヨーロッパならではの野菜や果物は野趣溢れる美しい形と天然の色。アーティストが静物画のモチーフに選ぶ気持ちが解るような気がする。

青魚のサラサラ成分DHAやEPAは美容に効果の高いオメガ３の脂肪酸、積極的に摂りたいもの。サンマを丸ごとお酢で煮ると骨まで柔らかくなるのでカルシウムもたっぷり、煮汁の煮こごりはコラーゲンたっぷり。冷やして胡瓜を添えれば酢の物のような爽やかな一品。

梅雨に入り蒸し暑い日が続くとそろそろ冷房の季節、たっぷりの温野菜で体を冷やさないようにしたい。豚肉や鶏肉のタンパク質とピーマンや人参、緑黄色野菜をさっと炒め、オメガ３のオイルとお酢をかけ回す。

コロナ禍以来、今までスーパーでは見かけなかったお魚が次々と出回り興味深い。「アコウダイ＝赤魚鯛」は市場では「目ぬけ」と呼ばれるさっぱりとした白身魚、味噌漬けにしてこんがりと焼くと赤魚鯛の旨味と香ばしいお味噌の風味がとても美味しい。

アトリエのおやつタイムは果物かヨーグルト、ナッツ類やドライフルーツ、抹茶やきな粉とトッピングを変えて楽しんでいる。抹茶に含まれるカテキンがコロナの感染予防に良いと聞き早速トライ、お供にも日本茶を。

豚肉は疲労回復や代謝アップ効果のあるビタミンB１や、血行促進に良いと言われるナイアシン、美容効果も高い嬉しい食材。低脂肪で酵素を助け免疫や神経を強化するビタミンB6を含む鶏むね肉、どちらも美容と健康に欠かせない大切なたんぱく質。

久しぶりの軽井沢はお祝いにふさわしい素晴らしいお天気。たっぷりのバジルを添えた鯛のグリルにフルーツトマトをトッピング、数種類のハーブだけのサラダをお供に。こんがり焼けた鯛に香り高いオリーブオイル、ハーブの風味が素敵なハーモニー。

テラスでゆっくりランチを楽しんだ後はエスプレッソを入れてお喋り、積もる話もようやく一段落。そのままディナーに・・・、まるでヨーロッパの友人と過ごす日曜日のような今日。バジルとフルーツトマトのフレッシュなパスタ、ノンアルコールの白ワインをお供に素敵な一日の締めくくり。

お祝いの翌日は残った食材を一気に使うパッチワークのようなランチ。茹でたり焼いたり炒めたり、一日30品目をランチだけで達成できそう。残り野菜をブイヨンにしたスープは地味ながら深々と美味しい・・・。冷蔵庫もスッキリ、こんなランチもたまには良いモノ。

最近すっかりブームの「鶏むね肉」、高たんぱくで低脂肪、疲労回復や代謝アップに効果があり筋肉を育てるとトレーニー必須の食材とか。片栗粉をまぶしてチャイニーズの黒酢あんかけ風にしたオリジナルレシピ、サニーレタスで巻いて頂く。作ってもらったモノはどうしてこんなに美味しいのだろう？

そろそろ夏の定番、冷やし中華が恋しい季節。ナスや胡瓜、トマトなどの夏野菜と鶏肉に細く切ったレタスをトッピングするのが我が家のスタイル。透明感のある見た目とシャキシャキの食感がとても美味しい。わかめとキクラゲの冷製スープをお供に。

サーモンはアンチエイジングや免疫力に効果的なスーパーフード、油と一緒に摂取すると抗酸化作用がアップするためオリーブオイルでソテーしておく。ほぐした鮭とホタテ貝のから揚げ、枝豆を散らして彩りも鮮やかなおどんぶりに。

最近はスーパーでもレストランに卸すような食材が並び嬉しい限り。美しい大ぶりの鯛、切り身分を取った残りで鯛でんぶを作る。日本酒を振りさっと茹でほぐした身に食紅で薄く紅色を付ける。子供の頃、祖母と作った懐かしい光景が蘇る。

忙しいランチタイムはいつもワンプレートのご馳走サラダ。生野菜、温野菜にタンパク質を数種類。サラダの上にボイルした鶏むね肉やお豆腐、カツオのお刺身をカルパッチオ風にトッピング。オメガ３のオイルとワインビネガーのドレッシングで爽やかなサラダランチ。

「冷凍パン」という新しいカテゴリーを知って早速初トライ。クロワッサンとデニッシュをオーブントースターでゆっくり焼くと、香ばしい匂いがキッチンに広がりパリの朝を思い出す。冷凍とは思えないサクサク感とバターの香り、たっぷりのカフェオレと共に素敵な朝食に。

蒸し暑い日が続くと我が家の夏の風物詩、冷やし中華の出番。ナスやトマト、インゲンなどの夏野菜と卵に鶏肉、黒ごまと白ごまをたっぷりかけてボリューム満点のランチ、甘酸っぱい風味とつるつるした喉越しで夏バテ防止にもぴったり。

毎朝の習慣にしたいホットレモンウォーター。デトックス効果もあり体をアルカリ性に保つクエン酸を含むレモンは美容の味方、スーパーフードとも言える。夜明け前、常温のレモンウォーターで静かに体が目覚める感覚を確かめる静謐な時間。