2022January

 

   
 
 

 

 
 
今年もお節は義母からの頂きもの、お重に詰め並べるのが私の役・・・。情けないと思いつつ、義母の丁寧な味に舌鼓。干し柿と酢蓮、柚子の香りのなますにゴマメ、栗きんとんとニシンの昆布巻、どれもとても美味しい。紅白の蒲鉾や伊達巻など、お節料理は色や形もグラフィカル。

 

 
 
ふっくら艶々に炊けた黒豆に真っ赤なちょろぎ、手作りならではの紅色が美しい千枚漬けとたっぷりのお漬物は生野菜が不足しがちなお節料理の嬉しい脇役。

 

 
 
 
お正月の三が日は煮炊きや水仕事、刃物を使わない、四つ足の肉を食べないなど様々な風習の上にお節料理がある。年神様が福を持って訪ねて下さるため、目印に門松を立てるとか・・・。それでもつい洋食に食指が動くのも致し方なく、早速トマトのパスタやイカのグリルをワインと共に。年神様も洋食はいかがだろう?

 

 
 
 
お節の詰め合わせを持って軽井沢へ初滑りに舞い戻る。母が残した丸いお重、四角いお重とはまた違った趣きがありお節の締めくくりにふさわしい可愛らしい雰囲気、赤い毛氈もそろそろおしまい。

 

 
 
快晴の初滑りはリフトが止まるほどの強風、今シーズンは雪が多いのは嬉しいけれど本当に寒い。ランチには温かい天ぷら蕎麦、湯気の立つお椀にサクサクの天ぷらが深々と美味しい。

 

   
 
 
年始早々忙しいアトリエ、あまりの寒さにティータイムのお菓子も温めたアップルパイやベイクド・チーズケーキ。濃いめに入れたダージリンに熱々のミルクを添えて。

 

 
 
 
軽井沢に来ると真面目な和食の夕食を作る。鯛の塩焼きに大根のなます、きゅうりの糠漬けと白菜のお漬物になめこのお味噌汁。タンパク質と野菜、発酵食品であるお漬物やお味噌も摂れる和食は究極の美容食

 

 
 
主人のゼミの卒業生が新年のご挨拶にいらっしゃる。東京都の定める会食の人数を大幅に下回る4人とはいえ、バイキング形式でカバーとマスク、テーブルでは4人が離れて座る感染防止対策万全のディナー。温野菜のホットサラダと菜の花のパスタ、学生時代から変わらない食欲も頼もしい。

 

 
 
 
食後にはお土産に頂いた黒カビのシェーブルチーズと蜂蜜、カマンベールを赤ワインと共に。蜂蜜とチーズとクミン、この組み合わせは本当に美味しい・・・。

 

 
 
お客様が続くと食器やカトラリーも見直し、テーブルセッティングも少しずつ替え我が家がキレイになるのが嬉しい。菜の花のホットサラダと鴨のマリネ、キッシュとチーズのオードブル、リボン型の可愛らしいパスタ、ファルファレはトマトとナスのシンプルなソースで。

 

   
 
 
七草粥は無病息災を願って1月7日に食べられる塩味のお粥。春の七草は「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな 、すずしろ 」と数え歌の様に覚えているけれど、なかなかその日には頂けない。正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われる通り、連日のお客様でイタリアンが続いた後のお楽しみ。

 

 
 
チェコ大使館から頂いたチェコのモラヴィア地方の白ワイン、チェコと言えばビール、プラハでもブルノーでも個性的なビールを楽しんだ。コクのあるまろやかな白ワインを片手にモラヴィア地方に広がるワイナリーのガイドを読む。チーズサブレとの相性もぴったり。

 

   
 
 
 
蔓延防止措置の発令を明日に控え、ようやく賑わいを取り戻したかに見えた大手町も再び静まり返る。それでも予約はまだいっぱい、宮崎料理のお店で大きな黄身の卵の揚げ物、宮崎牛のたたき、あんかけ卵を頬張りつつも「早く帰らなくては」と気もそぞろ。いったいいつまでこの繰り返しが続くのだろう・・・。

 

 
 
再び4ヶ月ぶりに東京都に蔓延防止措置が発令、打ち合わせは全てオンラインに切り替わる。このリズムももはや慣れたモノ、息苦しい事務所を抜けてひとまず軽井沢へ。快晴のゲレンデで早朝のひと滑り、幼馴染みとサラダをつまみつつお喋りでリラックス、午後のオンライン仕事に備える。

 

 
 
一日中オンラインでPCに張り付いていると「ここは何処?」と自問自答。どこでも仕事が出来る事は有難いけれど全てがバーチャルに感じるのは私だけだろうか?午後遅めのゲレンデで雪の実感を踏みしめ、熱々の天ぷら蕎麦を頂きようやく現実に戻った気分。バーチャル空間で仮想の食事を摂る日も近い?

 

 
 

 

初めて伺う友人の編集者のお宅、美しい夜景を眺めつつまずはアペリティフ。帆立とクリームチーズのディップに赤ワイン、苺のマリネとクリーミーなモッツアレラ、ほっくり焼けた甘い人参、春菊と生ハムのサラダと既に先が楽しみ・・・。

 

 
 

 

続いてイタリア風茶碗蒸し?トロトロのチーズとお出汁の組み合わせも絶妙、豚のピリ辛煮に主人は感激、デザートは酢橘のゼリーとノーブルな締めくくり。お話も楽しく時間があっという間に過ぎる・・・。

 

   
 
 
美しい暮らしぶりと丁寧で上質なお料理にすっかり刺激を受け、我が家も何とかしなくては、と思うも食材を買う時間が無い。有るモノでせめて美しく・・・、大根もパプリカも全て千切りにしてマリネ、薄切りにしたタコにオリーブとバジルをトッピング、冷えた白ワインで何とか乾杯。自転車操業のような我が家のキッチン。

 

 
 

 

キャベツと白菜、旬の野菜は栄養価も高く美味しい。なるべく毎食「生野菜と温野菜と果物」を摂るように心がけてはいるけれど・・・。回鍋肉はキャベツが半生くらいで仕上げ、白菜は穂先を生のままサラダにする。小さな工夫で酵素を上手に取り入れたいもの。

 

   
 
 
太りやすい体質なので気を付けていないとスグ体重が増える。それでも筋肉は落としたくないので鶏肉はディナーの必須アイテム。ガランマサラでスパイシーに仕上げ、赤ワインをお供に。

 

 
 

 

東京都に蔓延防止が発令され行き場を失った若者たちでごった返す軽井沢、近くにあるスノーパークへ避難する。広々としたロッジでスキー場にしては珍しく凝ったデザート「フォンダン・ショコラ」を発見、熱々の濃いコーヒーと至福のブレイクタイム。

 

 
 

 

快晴の早朝、まだ空いているゲレンデをひと滑り。早目のランチは熱々の天丼、サクサクの天ぷらと甘辛いたれとご飯。湯気の向こうは光るゲレンデ、スキー場で食べる天丼は魔法の様に美味しい。午後一番の新幹線で東京へ、魔法はあっという間に解ける。

 

 

   
 
 
plat index モデルさん達の食生活を見ているとキーは「酵素」のよう。野菜は生か半生、発酵食品を数種類、たんぱく質はカルシウム多めの小魚、デトックス効果とミネラル補給のためには海藻とキノコ。しらすと白黒のすりごま、わかめと舞茸、キャベツにキムチと納豆を盛り合わせた私のランチプレート、合格点はいかに・・・。 page top

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