2023June

		主人の退官関連行事の幹事さんは大所帯、２回に分けての打ち上げに。皆さんが持ち寄って下さったオードブルがテーブルいっぱいに並び、まずは乾杯。メインは主人が作るイタリアン、今晩のメニュウはパスタとリゾット。熱々の大皿もあっという間に空っぽに。

		週明けのお天気は晴れ、予報を見て急遽学生さん達と軽井沢へ。快晴の初夏、爽やかなテラスでバーベキューを囲む。皆で野菜を切ったり並べたりの作業も楽しく、香ばしい匂いと山の風が心地よく、デザートのアップルパイでお腹もいっぱい。

		GWの軽井沢は東京より混んでいて街には出られない。ようやく落ち着き旧道散歩の帰り道、お気に入りのステーキハウスへ。街が見渡せるテラス席で、ジュージュー音を立てる鉄板で運ばれてくるステーキ。油がはねないように囲いのペパースタンドも可愛らしく、手捏ねのハンバーグも絶品。

		カロリーの高いモノを食べた後はデトックス効果と高栄養の高いモノで「その都度」プラスマイナスゼロにすることがスタイルをキープする秘訣。しらすや白和え、キムチにゴマ、梅干しを添えた五穀米ランチで美味しくデトックス。

		本の担当編集者と打ち合わせを終えほっと一息、編集部の方と久しぶりのディナーへ。「野菜ずくし」のメニュウをチョイス、メインのサラダはアンチエイジング効果の高サーモンのトッピング、サイドディッシュも蒸し野菜やお浸しなど全て野菜で、完食するのが難しいほど。体に良いコト間違いナシ。

		ドライフルーツはヨーグルトに入れたり、チーズのお供やパンプディングのトッピングにも美しい。大粒のレーズンやイチジクを入れて、蒸し立ての温かいうちにお皿にサーブ。ホカホカが美味しい自作のスィーツ。

		上野で展覧会を見た後、スペインバルでアペリティフ。トロトロのサーモンのマリネやスペイン風オムレツをお供に、スペインの濃い赤ワインが美味しい。お皿もインテリアもまるでスペインの様、上野らしくパンダのぬいぐるみがカワイイ。

		大手町のプールでひと泳ぎの後、北海道から来た友人をひとしきりご案内。巨大オフィス街の大手町の地下にはもう一つの世界が広がっている。在日外国人サラリーマンに大人気のこのエリア、グラスで選べるワインバーはいつも行列。スペイン風タパスの盛り合わせと九条ネギのアヒージョ、私はフランスの赤ワイン、友人はスペインの白ワインをチョイス。

		昼間から映画館のシートに身をうずめる幸せ、映画の後は久しぶりに銀座をそぞろ歩く。コロナ前によく行ったイタリアンバールで久々のランチ、燻製ソーセージのパスタもトマト風味のカルボナーラも濃厚で美味しく、パスタのボリュームもイタリアのよう。〆にはバリスタ公認のイタリアン・エスプレッソを。

		小麦製品はなるべく摂らないようにしているけれど、パンが恋しい時にはグルテンフリーをチョイス。フランスでも最近よく聞く「グルテンフリーパン」、パサパサ感は否めないのでチーズをトッピングしてスープをお供に。美肌を目指すパサパサランチ。

		梅雨らしい雨が続いた6月、快晴の軽井沢で卒寿のお祝い。ランチは定番のトマトソースのパスタとサラダ、お祝いのプレートの数字もとうとう「祝90」に。穏やかなお天気もお祝いしてくれ素敵なバースデーランチに。

		バースデーイヴの今晩、メニュウはバースデーディナーの定番「鱈のアクアパッツァ」。真っ白なカブと長いままのアスパラガス、大ぶりのバジルをトッピング。母とパリで買った鮮やかなレモンイエローのお皿に赤とグリーン、白が映える美しい一皿に。

		バースデー当日はリクエストに応えてチャイニーズのランチ、山椒が効いた四川料理はバリエーションも豊富で本当に美味しい。お店の方の親切なお取り計らいで、フレンチの様なバースデープレートの載ったデザートに感激する。

最近は東京でも新鮮なパクチーを買うことが出来る。早速、朝食にパクチー雑炊、ランチにスープフォーとパクチーずくしの休日。傷みが早く色が変わると独特な香りは飛んでしまう意外にデリケートな香草。パクチーの香りにヴェトナムに行った遠い日を想う。

軽井沢の発地市場は珍しい野菜や果物が多く、本当に楽しい。可愛らしい赤カブや葉の厚いバジル、色とりどりのトマトを絵画のように白いお皿にデコレーション。タコのマリネや生ハムを添えて、風が心地よいテラスで至福のディナー。

		忙しいランチタイムはワンプレートで済ませたい。葉野菜と根菜、生野菜と温野菜をそれぞれ、生ハムやチーズなどタンパク質も忘れずに。ドレッシングはリンゴ酢とオリーブオイルでアンチエイジングを意識して。

日本酒や和食に疎い私を、いつも素敵な和食にお連れ頂く構造家の大先生。焼き味噌やなめろう、脂の乗った鯖と八海山に漬け込んだ地鶏、川魚の揚げ物など、私には珍しいモノばかり。冷えた辛口の大吟醸のスッキリとした味わいも美味しく、なんだか通な和のディナー。

神保町には面白い専門店が多く、世界のビールが飲めるこのお店。私はチェコのビール「ピルスナー」をチョイス。その昔ピルスナービール発祥の地、プルゼン市を訪ねた事を思い出す。チェコは世界一のビール消費国、日本のように冷えていないのが残念。

		甘いものを殆ど食べない私の唯一のスィーツは自作のケーキ。小麦粉ではなく米粉、バターの代わりにえごま油と材料も美容に良いモノに替えて。たっぷりの熟したバナナで甘さも十分、オーブンではなく炊飯器で焼くのもカンタンで楽しい。

神トッピングで無限にバリエーションが増えるパスタ、ズッキーニやブロッコリーなど、ヴェジタブルパスタは炒めた玉ねぎの甘さがポイント。鮮やかな緑がサラダのようなパスタランチ。

新鮮なシーフードはオリーブオイルと粗塩だけで頂くのが美味しい。冷えたプロセッコをお供に、テラスで早目のアペリティフ。6月だというのに既に真夏日、陽が暮れてもまだ暑く、テラスの季節もそろそろおしまい。

plat index		軽井沢の発地市場で見つけたズッキーニの花は、さっと茹でてオリーブオイルとワインビネガーでマリネに。鮮やかな黄色が美しい花びらと小さなズッキーニが可愛らしいオードブル。あまりの暑さにテラスのディナーも今晩が最後、冷房が恋しい。	page top

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