2014 July
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夏の帰国はパリもヴァカンスでお休みなので、ゆっくり身の回りのものを整理す る。祖父母の形見もなかなかお手入れする時間がなく陽の目を見な い・・・。 本腰を入れて銀の小物を総整理、壊れているものは銀器店でお修理に。細かい作 業も毎晩時間を見つけて少しずつ。磨きながら優しかった祖 父母を思い出すの も素敵な時間。 |
祖父の形見のなかにあった数々の銀のスプーン。磨いて見ると、私が生まれた頃 のモーターショーやJALの記念品。和光や高島屋の箱のロゴも時代を 感じさ せる。ピカピカに磨き上げて飾ってみる。祖父も天国できっと喜んでくれている はず・・・。 |
私が生まれた時、記念写真で母がつけていたこのネックレス。母の学生時代の友 人の作品とのこと。繊細なデザインなので壊さないように丁寧に磨く。 早速つけて見ると私と母が入れ替わったような?不思議な気分。ショウルームに 飾る事に・・・。 |
フランス人の友人、陶芸家A・C氏の作品。我が家のインテリアにぴったりだと思い昨年の個展で買わせて頂いたこの鉢。 何ともニュアンスのある釉薬の感じが美しい・・・。お客様の多い我が家では大 きな鉢や大皿はいつも大活躍。 ほとんどが友人の作品なので、顔を思い出しながらセッティングするのも楽しい一時。 |
お客様の多い我が家、皆さんのお土産でいろいろ学ばせていただく事がとても多 い。御菓子も今や「日本にないモノは無い?」というくらい何でもあ る!パリ から買って来ても日本にもう入っていることも多くて・・・。昔ながらの「江 戸」のお菓子はやっぱり嬉しい。友人のドクター御夫妻は人形町 の方。祖母も 大好きだったこの御菓子。鮮やかな包みと、飾らないながらに上質な美味しさ、 本当に「粋」な感じが嬉しいお土産。 |
ウィーンの伝統工芸、プチポワン。1mm各の中に無数の刺繍を施すこの技術 は、小さな刺繍でも美しい存在感。昔お土産に頂いたモノが傷んで来たの で刺 繍部分だけをピルケースに作り直す。大好きなおば様に頂いたものなので、こう していつまでも使い続けたい。 |
7月も下旬となるとパリはいよいよは本格的なヴァカンス。パリの街は静まり 返っているはず・・・。上半期のお礼状を写真と共にお送りする。額縁の よう にスタンド形式のカードを手作りしたり、ついつい凝ってしまう。喜んで下さる 顔を思い浮かべながら作る楽しい時間。 |
主人のゼミの卒業生がお食事に来る。珍しいニュアンスの美しい花束、何となく 彼女らしい雰囲気・・・。この暑さだというのに健気に咲く花たち。 マメにお世話をすると切花でもびっくりするくらい持つもの。セミドライのお花 はショウルームに飾る。 |
私の名前、「紅絹」は紅花で染めたこの絹のこと。染色家の母がつけたつけた。 外国で生まれ育った母は、祖父の日本出張のお土産にあったこの絹の色 に魅せ られて、帰国後は染色家になり私にこの名前をつけたと言う。今では貴重な絹の 一種だけれど、自分の名前の生地なので大切にしている。いつか 綿を入れて襟 巻きを作ろう・・・。 |
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本当に暑い日が続く・・・。この暑さの中エステに行くより、マメなセルフケア が大切。AVEDAのボディ・オイルもリフレシッング・ミストも、他 のブラ ンドにはない独特の香りがとても好き。何とも言えない森のような香りに癒され る・・・。 |