2014 August
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お仲人をして頂いたS先生の紫綬褒章のお祝いに、紫のヴェネチアン・グラスを 使ったネックレスをデザインする。「その方、その装い」を想いながら デザイ ンするのはとても楽しい時間、ああでもないこうでもない・・・とデザインは 行ったり来たり。子供の頃、家のアトリエで工作をしていた頃に 戻ったよう。 大好きな榛原の熨斗を恭しくかけて、喜んで頂けますように・・・。 |
手作りの夏野菜を頂く。イボイボの残るまだ温かいキュウリや、色もさまざまな トマト、肉厚のインゲン、新種のバナナピーマン。ピクルスに漬け込む より前 にそのまま頂きたい!畑の匂いを感じながらまだ温かいキュウリをほおばる。 |
超アナログ人間の私も、とうとう I-PAD をセットアップ。その機能はもちろ ん、アップルらしいパッケージングの素晴らしさ。全てがグラフィカルで、何だ か現代美術のオブジェのよう。 |
子供の頃、夏の軽井沢で頂いたこの可愛らしいおままごとのセット。りんごの形 が組み立てるとテーブルになって、中に入っているティーセットを並べ る。子 供ながらになんともミニマルなそのシステムに感動して、何度も組み立てたりし まったりして遊んでいた。今の家具デザインの現場でも使えそう なアイディア。 |
祖母の形見の眼鏡、レンズを外してルーペに作り替える。美しいタッセルをつけ てハンドバッグの中に。いつも祖母に守られているよう。 |
もうずいぶん昔、フィレンツェのお土産に頂いたキーリング。今はもう電子キー で使えない。大好きな方に頂いたので、ビロードのリボンをつけてペン ダント に。バルキーなセーターに合わせたい。 |
ドイツのALFI の魔法瓶。長い間使っているうちにヴィンテージモデルに なっていたことを、修理に持って行って始めて知った。中がガラスではなくステ ンレスの珍しいタイプ とのこと。「貴重なお品ですよ」と言われて急にせっせ と磨く! |
パリのショウルームで撮影に使ったエミリオ・ロバのアートフラワー。ワックス と特殊な繊維で精巧に作られているので、経年しても色あせもなく美し い。東 京のショウルームで使うために一緒に帰国。まるで生花を扱っているよう。 |
ゲランの新しい香水、Robe Noir 。ブラック・ドレスという名前のこの香水。私 の装いをよくご存知の方からプレゼントして頂く。「正にMOMIでしょう?」 と・・・。布製のサッシェはラ ヴェンダーのポプリを入れた手作り。 |
お誕生日のプレゼントに手作りのラヴェンダーのサッシェを頂く。繊細なゴール ドの刺繍地が美しい。25年前に私がパリに留学する時、大切な方から 頂いた 和光オリジナルのシルバー・バスケット、素敵な組み合わせが嬉しい。 |
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画家の故・脇田和先生御夫妻とは軽井沢でお親しくさせて頂いていた。先生お気 に入りの陶芸家の作品、ワイングラスと言うより、ぶどう酒を頂く器。 オード ブルを少しずつ盛り付けたり、デザートを頂くにも素敵。夏目漱石の三四郎に出 てくる、「ぶどう酒を飲みながら」という雰囲気。久しぶりに 出してみたら我が家のインテリアにもぴったり、先生を偲んで大切に使おう。 |