2017 September

 

   
 
 
長く知り合いでありながらなかなかお話する機会の無かったマダムJ、父親同士 が知り合いであるなどとは思いもよらず、それがわかった時には2人で びっく り!それ以来すっかり親しくさせているけれど、「私が一番気に入っているアク セサリーはコレなの」と差し出されたイヤリングを見てまたびっ くり!私がス タージュをして以来30年仲良くしているデザイナーの作品、ちょうど私がス タージュしていた頃のモデルなのでもしかしたら私が組み立 てたかも・・・? 本当に人生には不思議な出会い、そして巡り合わせがあるものだと感謝する。

 

 

 
 
ヴェネツィアのマルコポーロ空港のブティックはイタリアのおしゃれな食材がさ まざまに揃っていて楽しい。ワインベースのピンクのカクテル 「BELLINI」はヴェネツィアのハリーズ・バーのオーナーがルネッサンス 期の画家、ジョバンニ・ベリーニの展覧会の際ベリーニの作品をイメー ジして 作ったカクテル、華やかで美しい。ヴェネツィアに来るといつも懐かしい気持ち になる「BAICOLI」、固いラスクのような・・・あまり美 味しくもない けれど何故かヴェネツィアの味。この黄色い缶欲しさに買った若い頃を思い出 す。そしてお気に入りの「TARTUFO」、つまりト リュッフ!オイル漬け のトリュッフそのものも素晴らしいけれどフレーバーが強いので小さなトリュッ フのかけらの入ったオリーブオイルでも充分その 風味を堪能できる。素朴な食 材にこそトリュッフの風味が引き立つ、魔法のオイル。

 

 

 
 
昨今のパリでは寿司はもちろん、うどんや餃子、大福の専門店まであって驚く。 とうとうスーパーマーケットの試食にこんなスタンドが・・・。ソース のチョ イスがSHOYU、つまりお醤油以外に「SPYCY?」、七味のような唐辛子 の粉もあって、もはや「寿司」ではなく「創作アジア巻き」と いった感じ。で もこんな食のクロスオーバーも楽しい時代、オリジナルを知りつつ創作も楽しめ る、と言うのが理想だけれど・・・。ボーゼンとするの はそれだけではなく、 トッピングするわさび、いえ「WASABI」の量!コレでは味もヘチマもない のでは〜?

 

 

 
 
 
イタリアから持って帰って来た小さなカンパリソーダ、何だか日本のラムネを思 わせる何ともいえないレトロな感じが可愛らしいボトル。母の真っ赤な 帽子の ギャラリーのテーブルに飾ってみる。時差で早く起きた朝、朝陽が射して美しい イタリアの赤がギャラリーの白い壁に映る。

 

 

     
 
 
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