2018 January

 

   
 
 
毎年各航空会社から頂くカレンダー。エール・フランスはモードなビジュアル、 アリタリアはイタリアの田舎の風景とそれぞれ個性的。中華航空のパッ ケージ は恭しくてなんだか迫力のカレンダー。

 

 

 
 
 
除夜の鐘もなり響きいよいよ2018年、時報とともにシャンパンの栓を抜く。 1999年のミレジムとあって爽やかな中にもコクのある味わい、人生 もそん な風にありたいもの。今年もシャンパンの泡のように キラキラとした日々でありますように・・・。  

 

 

   
 
 
  今年の干支は「戌」、お年賀の熨斗も可愛らしい犬の柄。およばれ先にお渡しす るお年賀は、御代の春、弥栄、と縁起の良い最中をほんの少し。「おめ でとう ございます」と晴れやかにご挨拶しつつ、今年もどうかよろしくお願い致します。  

 

 

 
 
親戚を尋ねるとお玄関に、リビングに、母の作品の数々。皆さんが四季折々に 楽しんで飾って下さっている事を感じ嬉しいお正月。

 

 

1   2
 
 
和菓子はいつの季節も折々の風情が感じられる歳時記のよう。お正月らしいお菓子を美味しい日本茶と頂く。「ごぼうがお菓子に」、フランス人が聞いたら驚きそうなく見合わせも、ふわふわのお餅に包まれて新鮮な食感。そして美しい...。

 

 

 
 
 
お正月は毎年母の作品、羽子板を飾る。真っ赤なテーブルクロスに祖母の帯を解いて作ったテーブルランナーを掛けて。 母と祖母も一緒に居るような温かな気持ちで御節を頂く。

 

 

   
 
 
主人に実家でついたお餅、つきたての美味しさを味わいたくて、すぐに焼けるように小さく切っておく。真っ白でまだしっとりしていて、なんとも幸せな手ざわり。

 

 

 
 
 
  軽井沢のテーブルもやはりお正月、羽子板ではなく寸松庵の額を飾る。お節のお 重と鏡餅がモチーフになっている母らしいオリジナリティに溢れた大好 きな作 品。「おめでとうございます」というタイトルも母らしい・・・。和のテーブル でもパリの蚤の市で買ったカトラリーレスト、そんな組み合わせ も母のスタイル。

 

 

 

 

   
 
 
快晴の中、キラキラ光る雪の森林を滑りぬける爽快感を画像に残したくてこんな カメラを購入。どらえもんに出てくる「竹コプター」のようでこのヘル メット を着けてスキー場へ?何だか恥ずかしい・・・。  

 

 

   
 
 
軽井沢のお正月も終わりお飾りをしまい、お重や漆器をお手入れ。今年の干支、戌 の絵馬を母のコーナーの飾る。穏やかな一年でありますように・・・。  

 

 

 
 
 
クッキーやチョコレートが苦手な私のおやつはいつも「和」のもの。大粒の甘納 豆と梅干を挟んだ海苔のお菓子。甘納豆のほんのりとした甘さと梅干の 酸っぱ さ、海苔の香ばしさ・・・美味しい日本茶で穏やかなおやつタイム、体にもとて も良さそう。

 

 

 

 

 
 
東京に戻ると我が家の蘭も新しい年を祝うかのように蕾が開いている。昨年、個 展のお祝いに頂いたT先生からの蘭、大切に育ててたくさん咲かせたい もの。 ベルベットのような質感の花びら、開いた蕾の神秘的な造形・・・。白い蘭の凛 として穏やかな佇まい、そんな生き方をしたいもの。  

 

 

 
 
 
幼稚園からの幼馴染みとささやかな新年会。甘いモノは殆ど頂かない私も和菓子 なら大丈夫、さすがに良くご存知で可愛らしい最中を頂く。不思議なモ チーフ が鎌倉彫りの彫り模様のよう、早速お気に入りの鎌倉彫りの小盆に乗せ美味しい お茶と・・・素敵なティータイムに。

 

 

 
 
 
4年ぶりの大雪で東京は大混乱、我が家も雪にすっぽり包まれて普段の靴では外 出できない・・・。母の残してくれたブーツの数々、なかなか履く機会 がな かったけれど丁寧にお手入れしておいたので早速履いてみる。雪の状況によって ビブラムソールだったりスパイク状に金具が出るタイプだったり。 しんしんと 降りしきる雪の中、母のブーツに守られて真っ白な路をゆっくり歩く・・・静か な心温まる時間。

 

 

   
 
 
個展の際にお世話になった幼馴染みの友人とお礼のディナー。ボルドーの白をア ペリティフに、赤をメインと共に・・・ボルドーずくしの今晩。ボル ドーの白 はあまり頂いたことがないので楽しみ!  

 

 

 
 
 
mono index
主人の母から炊きたてのお赤飯が届く。昔ながらのおひつが風呂敷にくるまれ て・・・。まだ温かさがほんのり残っていて、小豆のこおばしい香りとお ひつ の木の匂い・・・。おひつは檜ではなくサワラという木で作られているそうで、 檜ほど強い匂いがなく殺菌作用があるとか。木は呼吸して水分を調 整するので お米がべたつく事もなければ、時間が経って固くなる事もない。昔ながらの知恵 とお道具の素晴らしさを再認識する。
page top

home