2019 September

 

 
 
 
母が大好きだったイギリスの陶器「スポード」は1770年に陶芸家ジョサイヤ・スポードが焼き物で有名なストーク・オン・トレインという地方で創業したイギリス4大メーカーの一つ。18世紀末に完成したというボーンチャイナ(骨灰陶器)はアイボリーホワイトのなめらかな美しさ、今も我が家の定番ティーカップ。デザートにも夏のお客様には冷製スープにもぴったり。

 

 

 
 
 
パリからの親友A嬢が久しぶりに軽井沢の我が家へ。30年以上も前パリで出会って以来、親友というよりソウルメイトのような私達。積もる話は尽きずランチの後は旧道をお散歩、定番の楽焼を楽しむ。私はシリーズで作っている「キューブ」のモチーフ、裏面にその日の日付けとご一緒した友人の名前を書く。また一つ、素敵な記念の楽焼がシリーズに。

 

 

 
 
軽井沢では皆さん家族ぐるみのお付き合い、そして全てがお天気次第。突然のお客様や急にどなたかのお宅に伺うことが日常茶飯事、手土産どころではない・・・。我が家のお庭で摘んだ草花をカゴにアレンジ、母が自分で撮った写真で作った「オリジナル植物図鑑」でその名前を調べる。こんなプレゼントを作るのも軽井沢ならではのお楽しみ。

 

 

 
 
 
数年前久しぶりに訪ねたNY、5番街に黄金に輝くトランプタワー・・・。当時はまさかその後トランプ氏が大統領になるなど夢にも思わずお土産に買ったチョコレートは金と銀の延べ棒にTRUMPの刻印。面白いのでそのパッケージをカトラリーレフトとしてテーブルで使うことに。友人が来るたび「何コレ?」と驚く楽しいカンバセーションピース。

 

 

 
 
 
9月に入ると軽井沢も少しずつ空いて来る。突然の来客も減りようやく一息、母の着物を整理する。鮮やかなオレンジ色のウコンの風呂敷に包まれた畳紙をほどくと見覚えのある懐かしい柄の着物、一つ一つ丁寧に広げてテラスに干す。ウコンは防虫・殺菌効果があるそうで昔から着物の保管には欠かせない風呂敷だったという祖母の話を思い出す。

 

 

 
 
軽井沢のテラスには四季折々、野の草花が顔を出す。朝露に濡れた小さな蕾、薔薇や蘭の恭しさとは違い素朴で可愛らしい・・・。母の自撮の植物アルバムで「水引き草」と知る。

 

 

   
 
 
パリからの大親友が久しぶりに軽井沢へ。パリで出会ってから30数年、お互いが夢を叶え今も親友で居られることに感謝する。家族ぐるみの長いお付き合い、お土産の「長寿餅」を皆で頂く。おばあちゃんになってもどうかよろしく・・・。

 

 

 
 
 
この夏も友人が来るたびに通った楽焼、キューブのシリーズが少しずつ増えていく。もう20年くらい続けているこのシリーズ、いつかフルラインが揃う日まで続けたいもの。同じくシリーズで作っていた母の作品は自由奔放な母らしい満艦飾のカフェオレボール、これほどテイストの違う母娘も珍しい。

 

 

   
 
 
果物の好みも母と私は全く違い・・・、と言っても我が家で好みが別れるのはその形。母は葡萄屋カボチャなどデコラティブな造形が好み、私はさくらんぼや苺など小さくて可愛らしい形が好き。フランスで見つけたバルボンディンヌ(果物や野菜の形をした陶器)の葡萄のお皿、葡萄にブドウを重ねるのも母好み。

 

 

   
 
 
mono index お土産に頂いた宮崎のマンゴージュース、ネクターのような濃厚さは「飲む果物」のよう。おすそ分けした友人から素敵なゼリーになって里帰り、ねっとりとした食感がジュースより美味しい。 page top

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