2022January

 

 
 
今年も母の作品で新年を迎える。富士山と宝船、今年の干支、寅のお人形を飾る。色紙を竹の台座に設え、張り子の寅はちりめんのお座布団に。今年も穏やかに暮らしたいと願いを込めて丁寧に並べる。

 

 

   
 
 
昨年は母の作品を整理したのでいつもと違うお正月の飾り。松竹梅や宝船のバリエーションも増え、鏡餅や獅子舞、餅玉のモチーフの作品も新たに。祖母の帯と母の作品、浅草で母と一緒にもとめた張り子の寅、温かい気持ちでお正月を過ごす。

 

 

 
 
 
お正月しか使わない漆器類、お重や取り皿、銘々皿などを一気にお手入れするのも毎年の事。祖母や母から受け継いだ漆器を柔らかい布で一つ一つ、欠けや剥げを確認しながら拭いてゆく静かな時間。今年一年も安泰に暮らせますようにと祈りつつ・・・。

 

 

   
 
 
今年は元旦からお客様で「和」に飽きるにはまだ早いけれど、やっぱり美味しいエスプレッソが恋しい。教会の牧師夫人が母のために絵付けして下さったエスプレッソのセット。蜂のモチーフが大好きだった母、一つずつ違う表情の蜂たちが可愛らしい。

 

 

 
 
 
父の研究室ご出身の建築家K氏が設計なさった北海道の牧場から、極上の乳製品が届く。日本ではあまり見かけない生チーズや、ラクレット用、フォンデュ用と珍しいチーズのバリエーション。スイスで食べた熱々のラクレットを思い出し早速レシピを検索。

 

 

   
 
 
いよいよ今年の滑り初め、まだお正月休みで大混雑のスキー場で皆さんにご挨拶。お年始にご実家の新米を頂き、お米好きの私には何よりのプレゼント。米、味噌、醤油・・・、本当に美味しいお米があれば後はお味噌汁と海苔にお醤油で十分幸せ。

 

 

 
 
今年は本当に寒い冬、東京でも4年ぶりの大雪警報が出るほど。快晴の朝、公園には既にたくさんの雪だるま。昨日の大雪の中、子供たちは元気に雪遊びをしていたと思うと何だか楽しい。眩しい雪の大平原を喜んで駆け回る犬たちも可愛らしい。

 

 

   
 
 
テーブルにセットしたお正月飾りもあと数日、お客様に離れて座って頂くためコーナーにまとめる。真っ赤な毛氈に母の作品が映えて華やか、お座布団に鎮座した干支の寅が皆さんをお出迎え。

 

 

 
 
 
卒業生から頂いた手作りの一輪挿しセット、陶器の珠にお花を挿すように活け鉄のプレートに並べる。小さな花器で花束やアレンジのブーケも最後まで楽しめる。コロンとした形も可愛らしくテーブルに素敵な一役。

 

 

 
 
チーズ好きの我が家をよくご存知のお客様からお手土産に素晴らしい黒カビのシェーブルチーズを頂く。アペリティフにはフランス産チーズにドライフルーツを添えて、デザートには蜂蜜と共にシェーブルを。甘いデザートワインを小さなグラスでサービスする。

 

 

 
 
 
母校のボランティア活動の一つ、手作りのお布巾を寄付する活動に参加して早10年。コロナの影響で集まっての作業は難しく各自が縫って送るというのは寂しいけれど、アトリエでひと息つく度に少しずつ縫うのはなかなか楽しい。

 

 

 
 
 
今年もいよいよ本格的にスタート、お目に掛かる方それぞれにお年賀を用意する楽しい時間。手作りのカードにメッセージを添えて、今年も素敵な時間をご一緒できますように・・・。

 

 

 
 
 
ロンドンから帰国した友人と数年ぶりの再会、お土産に頂いたラベンダーフレーバーのショートブレッドはハートの形も可愛らしく、サクサクした食感はショートブレッドならでは。濃いめのミルクティーをお供にイギリス風ティータイム。

 

 

   
 
 
パリから戻った学生さんから思い出いっぱいのカードを頂く。一見、市販のカードと思ってよく見ると、丸い柄をくり抜いて窓を作り額のように写真を入れた手作りと知り驚く。センスの良さと器用さ、何よりその真心がとても嬉しい。早速木製の額に入れて我が家のリビングに仲間入り。

 

 

 
 
「小さな可愛らしいモノ」が好きなのは万国共通。パリでもプチフールヤミニャルディーズなど可愛らしいお菓子はゴージャスなコース料理のラストを飾る可憐なアイテム。小さなクッキーやメレンゲのお菓子が玉手箱の様に詰まった小箱、チーズ風味のサブレやアーモンドが散りばめられた缶、宝石のようなお菓子は見ているだけで嬉しくなる。

 

 

     
 
 
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