2005年7月

7月

Paris

 
 
 
来春出版予定の私の本「パリ・サンジェルマンの夢ー小さなちいさなブティックが出来るまで」の現地取材が始まり、ジャーナリストのK氏が来仏。私のキャリアのスタートであるアシスタントをしていたデザイナーへのインタビュー。懐かしさと照れくささで私は終始、彼の素晴らしくゴージャスなオフィスをウロウロ。
何を話したのかしら?

 

 
   
 
 
取材の合間に新しいブティックの候補物件を見る。パリらしく地下室も付いているけれど、工事の見積もり 次第。それにしてもパリのブティックってどれも物件自体が個性的!

 

 
 
 
 
モンパルナスに住む建築家にインタビューに。土曜日の午後とあって近くの歴史的アート街区(?)も案内していただく。晩年はアドルフ・ロースの設計したアパルトマンに住んでいたトリスタン・ツァラや大好きなマルセル・デュシャンも住んでいたホテルを訪ねる。
レリーフや鋳物のデザインにしばし、モンパルナスの黄金時代に思いを馳せる。

 

 
 
 
 
引き続き取材。18年前にパリに最初に来たときに住んでいたアパートを訪ねる。私らしく今も大家さんとは仲良くしていて・・・。でも・・・余りにも悲しいことに3週間前に亡くなってしまった。
私のパリ生活を最初に支えてくれた人で思いでもいっぱいあったのに・・・。

 

 

 
   
 
 
引き続き取材の毎日。全260ページの中の最終章、「100人が語るMOMI」っていう、私にとってはなんとも怖いページ。某ホテルの社長のA氏と、3つ星レストラン「トロワグロ」のシェフ、ミッシェル・トロワグロ氏と。
皆、何を喋ったの?と聞いても「ふっふ」

 

 
   
 
 
親しいお医者さまのDR.Dの夕食会へ。
彼の所属するスポーツクラブで親しい友人ご夫妻数組とバスク地方のお食事。
ワインは飛びきりの年代モノで、私などにはもったいない・・・。
それにしてもフランスの熟年のカップルって本当に素敵。今晩は特にマダム陣が
おしゃれ、キャリアともに抜群!

 

 
 
 
久々に革命記念日のパリ。今年は某TV局のテラスから見せて頂く。
シラク大統領、ポリテクニックの生徒、軍隊、と密かにフランスを象徴するこの行進。
晴天に恵まれ、まるで絵巻物のよう!

 

 
 
 
 
 
夜は花火へ。
日暮れが遅いので始まるのは22時半、その上やはりお国柄、今年の花火のテーマは「連帯」。
数年前は女性の地位向上てきな内容だったり、花火のテーマも教育的でちょっと重め・・・。

Venezia
   
 
 
酷暑の続くなかベネツィアビエンナーレへ。夕方もなかなか陽がくれず本当にロマンティック!

 

 
 
 
 
diary top 相変わらず仕事で世界中旅をしているけれど、香港はペニンシュラ、ヴェネツィアはダニエリと、和む「ホーム」を持っているので疲れても大丈夫。あまりの暑さにダニエリのサロンでアイスコーヒーを頂く。
2階のイタリア絵画の並ぶサロンや回廊も素敵。父と一緒に泊まった時はまだ若かったな、と思い出にふけったり・・。
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