Expo September2006

Paris

 
 
 
ヴァカンス明けは恒例のサロン、メゾン・エ・オブジェで始まる。
サロン(見本市)はあまり興味がないけれど、「マス」を対象にデザインビジネスを展開するのであれば面白いのだとは思う。今年のデザインのトレンドやディスプレイなど、ヒントは沢山。
でも私にとって一番面白いのはこの時期世界中から集まる友人に会えることでしょう!

 

Tokyo

 
 
 
世田谷美術館に「クリエーターズ」展を見に行く。
長大作さんとは家族で長いお付き合い。 長さんの家具で育った私は、オトナになってその価値に気がつく。でも 物心付く前に「きちんとデザインされたモノ」を日常的に使ってきたことは、私の中で大きな財産となっている。そんな長さんらしく、世田谷美術館の1階の窓がすべて開けられて、来場者は思い思いに 長さんの作品に座ったり、子供達はあそんだり・・・。日本では珍しい開放的な展覧会に感激する。 家具はオブジェじゃないから座ってみないと・・・。と、お話も楽しく、その若さにも驚く。
パリに戻る前にとても素敵な元気を頂いた!

 

Tokyo

 
 
父と久しぶりにワタリウムに「さよならナムジュンパイク」展を見に行く。
マリオ・ボッタの唯一の日本の作品であるこの美術館。結婚した頃、主人はボッタ事務所に勤めていたので、スイスからボッタ氏と一緒に帰国し、ココで結婚のお祝いをしていただいたことを思い出す。
その時に同時に来日していたパイク氏に紹介されたのももう懐かしい思い出。
和多利さんの「先見の明」、パイク氏との友情が感じられる素晴らしい展示。
現代美術は作家と美術館のコラボレーションによって更にその作品の意味が高まることを実感する。

 

Paris

 
 
 
ポンピドーセンターに「Les peintres de la vie moderne」を見に行く。写真の所蔵作品の総決算ともいえるこの展覧会。 写真そのものよりも、被写体や額装がとても気になる私。壁の色も独特で面白い。

expo top

home