パリでも流行を追いかけているのはホンの一部の人に過ぎない。
アーティストではないのだから、「着けられないビジュー」は作らない。
オブジェとして面白いことよりも、目立たないようでいて、凛とした静かな存在感のあるビジュー。
何年たっても飽きが来ないデザイン。
着けていると気持ちが落ち着くような上質な素材。
豊かなアジアの素材と、私が育ったバックグラウンドの持つモダニズムの融合。
日本人のアイデンティテイーと、ディテールにも細かい配慮の感じられるデザイン。
そんなビジューを創り続けていきたい。